麺屋Somie's(ソミーズ)@福知山駅前:煮干し醤油&鶏白湯&からあげ

ちょうどシーズンなので、チョイとココいらあたりに丹波栗を買い求めに出た。っといっても丹波栗を買いにいったのは京都府福知山市ではなく、兵庫県丹波篠山市方面だったのだが、買いもん済ませてさてドコ行こ?ってなったとき、そういえば長い間改装工事の終えてリニューアルオープンしていることを思い出した次第。幸い、お店前「じゃりじゃり広場」駐車場も使える日だった。それにしても、改装リニューアル…といっても外観に大変りした様子はない。
が、やはり大改装は成されていた。店先の、以前はちょっとした中待ちスペース的だったところが、なんとトイレに大変身っ!!さらに、トイレ前を気軽に手が洗えるように改装している。おそらく今回の改装に一大ポイントはココだろう。新たに給排水の配管を施し、トイレと手洗いユニットを施工業者に頼ることなく、DIYで設えた様子。そりゃあ時間もかかることだ。
面白いのは、某所にあったこの鏡。ん?Somie’s?Somei’s???
食券販売機はリニューアル前と変わらず。
この日の狙いはお店インスタグラムに上っていた限定焼煮干ラーメンだったが、すでに売り切れ。ザソネソムネソ。
そこでレギュラーメニューから、自分は煮干しの正油を、同行者は鶏白湯を選択。
店内のカウンター席、席数を減らして隣席との間隔を確保し、透明アクリル版で仕切る等コロナ対策もきちんと施している。
先に鶏白湯が出来上がって来た。真っ赤な器に濃厚鶏白湯スープ。チャーシューが何だか多いヲココロヅカヒ、ありがとうございます。
ちょっと味見させてもらうと、赤い器の視覚的効果もあるのか、どこかしら天一コッテリをほうふつとさせながらも、ソコはソレ濃醇な鶏の旨味グイグイのグイ。実に惹きのある味わい。
そして自分が注文した煮干しの正油。こちらもチャーシューにヲココロヅカイをアリガトウゴザイマス。
具材別皿は特別にそうしてあるのではなく、ソミーズの煮干し系メニューはコレがデフォルト。麺とスープを存分に味わわせたいという創り手の考えがココにある。以前に「煮干しの塩」を少し味見させてもらったことがあったが、アノときの印象を「いきなり海に投げ込まれたかのような野趣に富んだ煮干しの味わい、エグミさえも味方につけて…」と書き残している。あのときの記憶は鮮明で、今回もあのときのワイルド感で来ると予想しつつ、実際に味わってみると….
!!!っ 前の時とマッタク異なる印象っ!!! 非常に洗練されつつ、ネガティブな要素を一切感じさせず、それでいて煮干しの旨味と深い醬油の味わい。以前の野趣に富む味も、アレはアレで魅力的だったが、今回、さらに美味くなっていた。店主に確かめたわけではないが、煮干しの出汁の取り方にきっと研究を重ねたことだろう。
さらに、細麺のえもいわれぬ艶のあるチュルチュルとした食感。驚いた。
店主いわく「今日の麺はピカイチの出来」だったそうだが、そのつややかな食感は国産小麦ならではのものだろう。(使う小麦粉を変えると出来上がった麺の食感もまた変わってくることは、麺を作ってみれば体験的によくわかるものです。とくに、外国産と国産とではハッキリと変わります。)
別皿具材はそのまま味わい、スープにちょっと浸して味わい。レアチャーシューのしっとり感、炭火焼きチャーシューの薫香、ひとつひとつを丁寧に作ってある。
今回、さらにヲココロヅカイでソミーズ特製からあげをいただく。外はカリッと中はジュワッと鶏肉の旨味。下味のつけ方は控えめでニクの旨味で迫ってくるタイプでちょっとフライドチキン的。
ところで、鶏の唐揚げとフライドチキンはどう違う?
今は、そんなことがすぐに分かってしまう便利な世の中です。

麺屋 Somie'sラーメン / 福知山駅
昼総合点★★★★★ 5.0

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 煮干し中華そ... 奥山の癒し処 ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。