但馬ラーメン春日森店@宇治市小倉町春日森:焼めし定食

午後からの業務に備えて宇治市小倉町。ここのところ三週続けて日曜日に業務が入るが、まあ、仕事は仕事だ。こなさないことには仕方がないとて、ついでに、いろんなところで麺遊び出来ることがせめてもの慰みと思うことにしよう。ところでこのお店、ずいぶん昔からあって、一度食べに来たことはある。が、それは、このブログを始めるよりも前のラーメンサイトをやっていた頃に遡る。
ちなみにココに当時の記事が残っている。
あの当時、お店の向かいには移転する前の宇治徳洲会病院があって、また「ラーメン但馬」自体もここ春日森店と六地蔵店に加え、小倉店の三店が存在していたことを私は記している。
お店自体がすでに40年を経過していると聞くが、この店舗は、もとから「ラーメン但馬」として設計・施工されたものなのか、またまた違う店舗が撤退した後に入ったものなのか?今の私には謎である。どこかしら、昔の印象と違って感じられるのは…
切妻の頂点のところにあった提灯が、いつの間にかなくなっていたからか。
店内に入って、あらためて見回してみると、この店舗、実に太い丸太の梁と柱が骨格になっていることが特徴的なことに気付いたりする。
店内、壁のところをはじめあちこちにメニューが貼ってあったりするが、結局はテーブルに置いてある一覧表に集約されてある。
今回は「焼めし定食」を麺カタメで注文。(「ミニラーメンご飯付き」とあるが、もちろん、ご飯は付いてきません)
一品ものは、呑み処需要に対応。
自分自身は近頃「外で呑む」ことをしなくなって久しいが、生ビール(大)って、こんな値段だったっけ?ともあれ、飲食業における酒類の利益率は高いのであろう。その販売を、コロナであたかも悪者扱いするような風潮にある今、お店としてはどこもシンドイことかと思う。
しばし待つのち出来上がってきた「ミニラーメン」。
えっ?これで「ミニ」?
十分に並サイズではあるまいか。
豚出汁の清湯醤油に近藤製麺工場製と思しき低加水ストレート細麺。その味は正しく「もうひとつのアキラ系。」今はかなり整理されているが、20年ほど前のメニューはまさに「元祖第一旭」のメニュー構成に近いものだったことを、私はかつてのラーメンサイトに書き残していた。
定食の「焼めし」も、アキラ系のしきたりに争わず(?)ちゃんと紅ショウガを添えて出てくる。
思えばこの20年の間に、宇治市のこの界隈では、数々のラーメン店が開業し、また閉業していった。その中にあって昔から連綿と生き残っているお店といえば、例えば第一旭槙島店、近鉄小倉駅付近の「平和軒」、そしてココラーメン但馬春日森店。どの店舗もラヲタが喜ぶマニアック的要素はないが、確実に地元の常連を取り込んでいるからこそ続いてきているのであろう。そう思うと、宇治市民の多くにとって「ラーメン」とは、つまり「アキラ系」なのだろうか?というか、どんだけアキラ系が好きやねん???ってことなんだろうか???と、いろんなことを思った今回だった。

但馬ラーメン春日森店ラーメン / 小倉駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

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