コウゲ@彦根市城町:ハンバーグ定食

このところ、本来なら大型連休であるとことの合間に業務がちょくちょく入っていたので、この日は逆に休みをもらって、実は5月29日を持って閉店するという彦根の超安旨な洋食店「スイス」に向かった。しかし、同じことを考えている人はたくさんいたらしく、「スイス」現地に行ってみればゆうに2時間以上の外待ちが想像されるほど、下手すりゃ時間切れか売り切れかで閉店になりはしないかと思えるほどの混雑ぶりだったため、サスガに諦めることにした。そのため、すっかり洋食をいただくつもりのクチになってもいたので、この機会にと、かねがねから一度行こうと思っていたコチラに向かう。と、「スイス」の狂気じみた混雑ぶりとは対象的に開店時刻11時30分のおよそ10分前現地着で余裕のシャッター&ポールだった。ところで「食事とアクアの」のアクアって、何やねん?コレは後で知ることになる。
同行者と二人で訪れて、窓側のテーブル席に案内される。いろいろとある掲示物を見るに、このお店はつまり、滋賀大学経済学部と滋賀県立大学の学生達御用達のお店であると感じた。で、「アクア」については、お店の奥に巨大な水槽が3つばかしあって、そこに巨大なアロワナが泳いでいる。つまり「アクアリウム」のことであった。
この日最初に狙っていた「スイス」には、昨年9月に一度だけ訪れたことがあって、その時にコーヒー・紅茶・フレッシュジュース・トースト・サンドイッチといった喫茶店的メニューがあるのを確認していたが、こちら「コウゲ」のメニューは、喫茶店的なもの皆無。メニューのすべてが「定食」であることを現地で初めて知ることとなる。しかもアンタ、ピラニアだの重量アゲだのガラパゴスだの、ナンデスカソレハ的ラインナップも。けれど、それほど量をこなせる胃袋を持ち合わせているわけではないので今回は(おとなしく)ハンバーグ定食を同行者とともに注文。
裏面を見ると、スパゲッティのメニューもあった。しかし、コーヒーや紅茶といった喫茶的なメニューは、やはり皆無。ひたすらガッツリ食事するための機能に特化されたお店なのだ。
しばし待つ後、おそらく滋賀大or滋賀県立大生のアルバイトの女の子が出来上がってきたハンバーグ定食を運んできてくださった。
メインのハンバーグ、隠し味に若干ショウガが効かせてあったり、手作り感満点。挽肉それ自体は、同行者に言わせれば「スイス」のハンバーグのほうが一枚上手だとか。うーむ、そうかなぁ???
ハンバーグにはお約束のデミグラスソースは別皿で提供される。食べ始めはソースを加えず、ハンバーグそのものの味を確かめることが出来るよう配慮がある。これは卓見。
定食のゴハンはけっこうヲヲメ。ガッツリと喰らうことが出来る。お味噌汁は、即席のやつにお湯かけてみたいなのが若干萎えだけど。
いずれにしても、この街に多くの学生が暮らしているから定食専門で成立していることが伺えるお店だと感じた。この日は私達が入店してから続々と客人がやって来て、あっという間にほぼ満席に。駐車場のクルマやバイクには県外車が半数以上見受けられた。皆さん「スイス」を諦めてコッチに向かってきたのか、それとも最初から「コウゲ」狙いだったのか?
ところで「コウゲ」という店名、その由来をたずねてみたら、「あー、そーゆーこと」的単純な答えであった。この度、近くの名店「スイス」がそのうち閉店してしまうことになったが、こちら「コウゲ」も後継者がいなければやがて同じ道をたどることになるかもしれない。やはり気になるお店は「あるうちに行っとけ」であるという思いを新たにしたところだった。



コウゲ喫茶店 / 彦根駅ひこね芹川駅
昼総合点★★★★ 4.0

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