ラーメンの坊歩@京都市東山区下堀詰町: 塩白湯ラーメン&小ライス

ふと見ると庭の梅が甘い香りを放ちながらいい具合に咲き始めている。昨年・一昨年前は年が明ける前に開花し始めたものだが、今年の冬はやはり寒いようで、一ヶ月以上も開花が遅れ…というか、昨年と一昨年が早すぎたのか。こんな風に、少し春の兆しを感じる中、久し振りに京都市内を単独行してみた。
この日2月23日はツツミの日ということで、北大路の「鶏そば223(つつみ)」の周年感謝祭の様子を見に行くと、結構な行列が出来ていたのでパス。その後、自分の中で宿題店になっているお店に向かうも、ことごとく定休日だったり臨時休業だったりでフラれる。
京都の街なかは、クルマで出掛けると、ちょっと停まってスマホ検索…なんてことがやりにくい。そこで、一旦イオンモール京都五条に潜伏し、自分が行きたいと思えるお店を探す。
そうそう!思い出した。あのお店、ちょっと気になっていたんだ…。
そこで、川端七条に向かうことにした。
場所は川端七条交差点すぐ東北、七条通の北っかわ。電車だと京阪七条駅がとても近い。オープンしたのは2019年1月11日らしい。
クルマで前を通りかかった時には外待ちは無かったが、近隣コインパーキングにクルマを駐め、歩いてお店に着いてみたら4名様の外待ちが。メニュー表が回覧されていたので受け取り、何を注文するか品定め。
定番は「鶏豚骨」らしいが、鶏出汁一本のスープの「塩白湯」を選択。初訪ゆえ、麺の茹で加減とかネギの量とかにカスタマイズのリクエストはしないでおいた。
あわせて、小ライスを追加することにした。サイドメニューはなんだか唐揚げ推しみたいだが、カラダが唐揚げを欲していないので、追加はしないでおいた。
やがてカウンター席に通していただく。と、8種の定食メニューがアピールしてくる。この定食では、ごはんおかわり自由のようだ。
しばし待つ後出来上がってきた塩白湯ラーメン。厨房での調理の様子を見ていると、寸胴から雪平鍋にスープを移して温める小鍋系で作られていた。今回、このお店に訪れようと思ったのは、某友人が某口コミ投稿グルメサイトに寄せたレビューを読んだのがきっかけだった。そのレビューによれば、「あのお店」の味に非常に近いという意味のことが書かれていた。しかし、小鍋系調理は「あのお店」とは根本から違う。
少し間を置いて、一緒に注文した小ライスもやって来た。では、味わって見よう。
スープの味わいは…やはり「あのお店」の味とは似て非なるもの。しかし、若干塩気が強いが、鶏の旨味は十分に感じられるし、「あのお店」とは違うベクトルでの美味しさを楽しむことが出来る。
麺はキョートによくある低加水細めのストレート。早起亭うどん近くにある「夷川田ごと製麺」という大正14年創業の麺屋さんのものだそうな。そして、京都のラーメンといえば定番なのは九条ネギに代表される青ネギだが、このお店ではもっぱら白ネギを使う。(創業当初は青ネギだったらしいけど。)さらにデフォルトでブラックペッパーが振りかけてあったりで、何も考えずに「ネギヲヲメ」カスタマイズをリクエストなんかした日にゃ、思っていたのと全然違う姿のラーメンが現れてきたりするかも知れない。
結論:「あのお店の味とは違った。が、コレはコレでかなりイケるし、安くてイイ。」
ところでこのお店、「ラーメンの坊歩」が屋号で、京都に創業して早2年にして、川端七条の本店(?)と千中店、もと「丸ぎゅ」跡の八条店と3店舗を展開しているが、「ラーメン坊歩」でなく「ラーメン【の】坊歩」である点、そもそも「坊歩」とは「ぼうほ」ではなく「ぼんぼ」と発音するみたいだが、そもそもどういう意味なのか?不思議に思うことところだ。
【と思って、よく調べてみたらコチラがヒットしました】

食べ終わってからSNS上に簡単な感想をアゲたところ、今回訪問のきっかけとなったレビューを書いた某氏から早速コメントが舞い込む。

彼曰く、「あのお店的」なのはここの辛口唐揚げなのです!」

…それならそうと、「唐揚げだけは」と、そう書いておいて欲しかったwww
まあ、おかげさまで新しい味わいに出会うことができたし、ヨシとしましょうか。

ラーメンの坊歩ラーメン / 七条駅清水五条駅東福寺駅
昼総合点★★★★ 4.0

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