らぁ麺 とうひち@京都市北区大宮北箱ノ井町

ああ、やっと初訪だよ。
昨年の正月にブギーの限定食べに行った時から、行こう行こうと思っていた。で、昨年末に来てみたときは年末の特別限定メニュー営業だったらしく、数十人という外待ち行列状態を見てすっかり諦め「超木村」に行くことに。(あのときは、アレはアレでとても面白い収穫があったけどね)

そんなこんなで、この日ももしかしたら大行列なんじゃないかな?と予測しつつ、ほぼ正午あたりに同行者を連れクルマで行ってみると、幸いなことにお店の専用駐車場が空いている。店内も、中待ちで2名ばかり。やっと初訪が叶った。

券売機のボタンは、選ぶべきメニューが写真と文字で大きめで、わかりやすくて良い。店内には写真と詳しい解説を載せたメニューがあるが、それを見たのはボタンを押した後だった。

「昼・夜 限定15食」に釣られて「煮干魚介」と「鶏白湯」を選択。初訪時は通常、スタンダードなメニューから試すのだけど。

 先にやってきたのは煮干魚介。陸上動物系出汁は用いず、魚介100%の海系和風。眼前に現れた途端、いかにもそれらしき和のカホリが立ち上る。うひょ〜。

さくっとしたストレート細麺を啜り込むと、あたかも高級な日本蕎麦で味わうツユを味わっているように錯覚する風味。(っていいながら高級な日本蕎麦なんて滅多に食べない自分)。しかし、チャーシューの肉々しさよろしく、極太メンマの存在感よろしく、ぱっと見ジャマになるんじゃないかと思えた岩海苔の、海系和風スープとの合わさり方大変よろしく、画像からは見えないが、大きめに刻まれた玉ネギの鮮烈感がいいアクセントに。こりゃ、美味い。

続いて鶏白湯。ビジュアルの中心に添えた三つ葉は梶門下の伝統(?)鶏チャーシューにのっけたレッドペッパーもデザイン上のアクセント。一方で、レアチャーシューの艶めかしさ。

濃厚鶏白湯を謳うスープは鶏の旨みだけで攻めてくるようなド直球の無骨なヤツではなく、かなり洗練された感の、さらっとしたもの。ほんのり生姜?のような風味も感じた。ともあれ、おかわりしたくなるほどに品のいい旨味ののったスープ。太めの平打ち麺もよく合うねぇ。

今回、昼・夜 限定15食の二つをいただいて思うに、魚介は魚介、鶏白湯は鶏白湯で、それぞれで醤油や塩を突出させず丁度いいところに持ってくる、「いい塩梅」へのチューニングに長けた作り手なのだと認識した。(ちょっと持ち上げすぎか?)

ところで、この感想をあるところに述べたところ、「あら、一番美味しい醤油はパスですか…」と、某ロートルラヲタに揶揄されてしまった。

...また、きっと、食べに行こう。


らぁ麺 とうひちラーメン / 北大路駅
昼総合点★★★★ 4.5

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