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井出商店@和歌山市:中華そば

ツアーの一行は「久しぶり」に行っとこうということで、「和歌山の要」を久しぶりに確かめてみようと寄る。 同行者Z氏はいよいよ彼が上梓したブログに、当時はあの番組の信憑性を疑ったとさえ書いている。
いっぽう、私の初「井出商店」は7年前の和歌山出張に遡る。
当時の私は、
「期待していた以上にしっかりと粘度も感じる豚骨醤油。なかなかに美味い。麺はストレート細麺で、とくにどうというところのないもんだが、ソレ故にクタクタに柔らかくなったところを味わうという楽しみ方もアリかな?と思えるものだった。いずれにしても、超有名どころだけに期待はずれになるかもしれない気がしていたが,その逆で実に美味かったことがうれしかった。」と書いている。
注文は、大人しく普通の「中華そば」。
古典的なラーメンにありがちな、懐かしさを感じさせるツンとした臭いをともなうかなり濃厚な豚骨醤油なスープ。
Z氏は当時の印象をずいぶんシャバシャバだったと書いているが、井出商店の場合、「有名店・繁盛店のラーメンの調理技術」(旭屋書店:1999年9月19日初版発行 ISBN4-7511-0172-2 定価:本体3500円)のp.18以降に「コッテリ系醤油ラーメン」の作り方例として写真つきで詳しく解説されており、私の場合はこの専門書のこのページに書かれているこの味を知りたい、という興味が初訪時には強烈にあった。そこに書かれていることをいくつか引っ張ると、豚ガラ(ゲンコツ)は95kg、鶏ガラ10~11羽を大きめの寸胴ABCで24時間煮詰めて...というところから始まる。(あとは本を買って、ご覧下さいw)
そして麺についても、一人前100gの分量で、切り刃数22番のストレートな細麺。強力粉と準強力粉を8対2で合わせ、塩・カン水・くちなし色素を加えて作る。加水率は...と、非常に具体的。((あとは本を買って、ご覧下さいwww)
まぁそんなマニアックなスペックはともかくとして、古典的なラーメンにありがちな、懐かしさを感じさせるツンとした臭いをともなうかなり濃厚な豚骨醤油なスープと、それにからむどうと言うことのないけど、ズズズ ズゾゾゾと啜り込んでしまう麺。ラーメンの根源的なウマさは、こういう味だよなぁ、やっぱり。
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【井出商店】
11:30~23:30(L.O.)
木曜日定休
073-424-1689
和歌山県和歌山市田中町4-84
P:あり
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