この黄色の、角がブルーの車両は… ?
ドクターイエロー的なのかしら。
少しは御利益あればいいんだけど、ここんところ
負け続けの人生だからねぇ。
気を取り直し、福山へ。
平日ならと調べずに行ければ、週末金曜は
上映時間が変わると言われたって困るんだよ。
すでに館内で食おうと算段した駅ビルの八宝菜焼きそば。
どうすんのさ。
という始末で再び、しきりおなし . . . 本文を読む
初めて見たとき、和田誠の絵みたい、
線の感じがよく似ている。
それといくつかがソットサスとも似ている。
区別がつかないくらいだ。
似ているというよりも双子の魂。
誰よりもイタリア人に近い。
「日曜美術館」を見ながら
初めてあのブランチ。
アクリル樹脂の塊に
どうやったらバラをあの位置におけるのか
驚きとともに一生懸命に謎解きしたのを思い出す。
倉俣史朗はデ . . . 本文を読む
絵は自分のでも人のでも見たくなる。
長門三隅の香月泰男美術館の後、すぐ隣くらいに地元の温泉施設があるので寄った。
次の萩戻りのバスまで微妙な時間で、温泉に入るには短いので
早めのランチにした。その店で何気に貼ってあった絵が面白かった。
よく見ればテーブルのシートの間にも魚の絵がある。
聞けば店主が暇に明かして書いたという。
自分で漁をして来た魚やらを見せで調理するからよくわかってい . . . 本文を読む
この間まで短期の日雇いバイト体験した。
シルバー人材に行くと、ほとんど掃除ばっかり。
「やることないかな」、と思うものの、
住処の家賃との相対化、また肉体労働に耐えられるか、
突然確認したくなった。
桜時期、新宿御苑の掃除が日雇いの現場、これがなかなか興味深い。
桜の開花にあわせ、ものすごい数の人が押し寄せる
4万5000人くらいの人間を見る。
半分は外国人。開門と同時に現れる写真撮影者は、ほぼ中 . . . 本文を読む
早いな。もう二〇年。
その歳の年賀状の絵とは、鳥だったな。 . . . 本文を読む
西村書店で出している『本を読まない人への贈り物』がいい。
グラスの線画は知っていたが、こういう水彩画を核とは思わなかった。
当然なんだけど、
水彩に割と慣れた日本人とは描き方が異なる。
なんとも量感と質感が豊かではないか。
しかも絵とテキストを組み合わせ、なかなか面白いスタイルだ。
ちょっと
絵日記みたいだ。
. . . 本文を読む
今年の年賀状はどんなのが来るんでしょう。
ネットの進化と3.11の影響で変わるかもしれない。 . . . 本文を読む
毎年の年賀を選ぶんだけど、
なんだかいつも同じ方のを選んでしまう。
こういうのはワンバターンがいいのかも。 . . . 本文を読む
むかしむかしのスライドを整理。
適当に捨てたり、スキャナーで読み込んでみたりの作業をしていたら
懐かしい写真が出て来た。
高田馬場にあったアパートの前にあった壁に年賀用ウサギを描いてたもの。
描いた時には、高松塚みたいになったら
などと思いもしたけど、
東京ではすぐに消滅してしまいます。
まもなくアパートもこの一帯も消え、ビルに変わりました。
そういえば、
落書きから有名になったジャン・ . . . 本文を読む
たまった文庫本をさてどうしょか?
もう一度読むだけは、おとりおくが、買って読まない本もある。
それが読書であり、本というものだ。
いっそ処分しようと、決心したとたん、
随分前に流行語になった「MOTAINAI」マインドがわき出し、
手に取ってみた。
それで面白かったのが、チャールズ・ディケンズ。
さすがの文豪だ。
その読書の間、この小説家と同世代のジョン・ラスキンの残した画集を
手にとりめくっ . . . 本文を読む
そろそろ新しい年の手帳を売り出す季節になった。
後二月で2008年も終る。
つい先日、年賀状なんかを宅配してもらった。
郵便局へ買いにいったのが今では
申し込みハガキで来てくれるようになった。
なんでも去年の年賀はがきの売り上げが下回ったそうだ。
無精と節約をいいわけに電子メールで済ませる輩が急増したせいだろう。
あるいは、地域社会もコミニュティもオタク化のため差し出す相手も
減少したのかもし . . . 本文を読む
ちょっと前
マルレーネ・デュマスの展覧会があったが、
東京都現代美術館の入り口でやめたことがある。
ためらいはあったけども
これは良すぎる…
だいたい
彼女の絵のポスターを観ただけで魅かれた。
元来、描くより見る方が好き、この溝を少しでも
小さくとムダな試みをしている。
見出すと、ネットもだけどキリがなくなってしまい
「消費者」にさせらてしまう。
際限は必要だ。
時には小窓から覗いた . . . 本文を読む
ジャン・ジャンジェ著作「ル・コルビジュエ/終わりなき挑戦の日々」創元社によれば、
この建築家が
エドゥアール・ジャンヌレというスイスジュラ山脈に棲む一学生が
建築に興味を持ち、ギリシャ、イスタンブールへと旅に出たとある。
山岳部にある建築物とは全く違う
様式や形に魅了されて描いたのだろう。
とても丁寧に描かれている。
この着彩を見ると、
なんとなく造られていく順番がわかって描かれている印象が . . . 本文を読む
20世紀を代表する建築家ル・コルビジュエが
若き日に独学で建築と向き合ったスケッチ。
ひょっとして学校や本なんかで
建築を学ぶより
こう向い合って
観察しながら描いた方が遥かに多くのことが
学べるのではないでしょうか。
きちんと質感やバランス
を確認してます。 . . . 本文を読む
もう一点。
面白いのがあったので、描きながら観た。
どうせこれだけ数のある小金銅仏。
記憶することなどできないわけだし。
目的だったネパールの仏像は今ひとつ、
気が向かない…。
そこでこれ!
「閻魔(ヤマ)銅造鍍金、18~19世紀」
しかし
なんでウシを踏みつけているんだ…?
しかも急所が勃起までしている。
描くまで気がつかないのだ。
いったい
どこの、なにを、観ているんだ . . . 本文を読む