優れた作家が絵を描くというのは、
稀にある。
ミヒャエル・エンデも
「モモ」の絵を書き添えている。
サンテグジュペリが絵を描くのは知っていた。
なにしろあの「星の王子さま」の絵はつとに有名だ。
だから、それは
そうなんだろうと認識していたし、ああ、あれか、
と考えていた。
「サン=テグジュペリ デッサン集成」を
みてびっくり。
この飛行機乗りがこんな絵を描くとは . . . 本文を読む
ムナーリは、イタリアデザイン界を牽引した巨人だ。
イタリアが今現在憧れの位置にあるのは、ムナーリの功績だと思う。
しかし、彼の仕事を見た時に
どれも彼の偉業を語ってはいない気がする。
本当に不思議だと思う。
ここにあるのは、ただの脱ぎ捨てられた皮でしかない。
しかしこれだけ精神的に解放してくれる、
解いてくれる人を他に知らない。
それは聖なる展示物にも、
かすかな意思のようなものを放って . . . 本文を読む
以前、まったく
わけがわからなかったヨゼフ・ボイスの作品。
それを作品と呼ぶのなら、
スコップとか、工具箱とか…
しかし 妙に引っかかる。
それがベルリンの駅舎跡地の美術館に行った時に
このボイスという作家の何かがわかった。
説明できないし、説明する気もないけど
10年以上も前のボイスの不可解さがほどけた。
たぶん 傷ついた、その地、
彼が墜落した光景のよう
…ゲニ . . . 本文を読む
仁寺洞の近く、
ジョンノに泊まったが、日々見かけたのがこの
台車バイク。
「理解は驚きに始まる」、と言った人がいるが、
これにはほんと驚いた。
早朝を問わず、ノーヘルでプロパンやら、
ジュースやらをあっちこっちに運搬している。
ガレージ小屋のような店があり、
ここでそういう改造とかメンテをやっているのだろう。
これがジョンノの地区の迷路のような路地を走り回っている。
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