この前に書いたピナ・バウシュ「私と踊って」について。
なかなか「退屈な時間」
だった。
こういうことを書くと、=「つまらない」と誤解されるかもしれないが、
そんな単純で短絡的なことではない。
もうすこし感覚的なことだ。
思えば、小津安二郎「秋刀魚の味」は、驚くべき
ほど「退屈な時間」。
しかも
世間ではブルース・リーのあのときだ。
タルコフスキーもそうだ。「鏡」、あれもだ。
何ものにもか . . . 本文を読む
●「罪と罰」は圧倒的に面白い作品だった。
特殊といえば特殊な話だが、人物の造詣が深い。
それにしても
トーマス・マンとかの大作家の文学は隅々まで描けている。
現代的にすれば省略が必要だがその感覚がポイントのように思う。
●「大系黒沢明第2巻」。
「七人の侍」など世界中を圧倒したのがよくわかる。
しかし一方で日本ではその評価が低い。
当時の批評には幼稚であきれるが、その伝統はいまだにある。
今時 . . . 本文を読む