この家具。
この丸いテーブルも
前の「ポルティコ」の家具職人の手になるものだ。
これも見た時、「シエナ」のイメージが飛び込んできた。
なんとなくニオイがする。
詳細を尋ねると、ププリコ宮殿だっけか、
大聖堂だっけか、確かにこんな印象が浮かび上がる。
多分、
それがいずれであってもでなくともいいのだろう。
潜在する無意識の領域にあって
その空間や場所の記憶が感じられる… . . . 本文を読む
中国パブリックアートの今、という展覧会へ。
飯田橋、日中友好会館の前をよく通る、そこでの開催。
入ったこともないし、いい機会と見学入場。
どのような経緯で50名の作家が選抜されたか、わからないが、
ここには、なるほど中国の、優等生的な作品が多く並んでいた。
このようなラジカルでもリアルでもない選抜に
どんな意味があるのか知らないが、
なにかしら開催しなければ、ならない理由があったのだろう。
. . . 本文を読む
これ、見て何をイメージするだろう。
このコンソールテーブルは知人のデザイン。
北海道、東川町で家具工房を持ちながら、作品を作り上げている。
イタリアのボローニャへ行ったことのある人なら、
ひょっとして気がつくかもしれないが、
建物と通りに面したアーケード、
柱回廊とかいうもので、雨にぬれない庇が連続している。
「ポルティコ」という。
それをヒントに、形を作り上げている。
おおっ。…す . . . 本文を読む
御岳にある玉堂美術館はもちろんはじめて。
新宿牛込の家が戦災で焼失。
疎開したのが縁となり、
晩年の十年の住処となったらしい。
この画家の没後、建築家の吉田五十八の設計。
なんとも見事なくらいシンプル。
なるほど…
枯山水のやけに広々とした庭がいい。
ずいぶん、広い。
間が抜けていると感じたが、
まるで玉堂の描く絵の「余白」のようなのだ。
周囲に広がる風景を、どこかしら
. . . 本文を読む
御嶽神社へ行った。
初めてだったが、なかなか興味深い場所。
レトロモダンなフニコラーレ(ケーブルカー)、御神木のケヤキ、
北村西望作の荒々しい狛犬、
店先の円空…?、
下り坂の小高い樹木の山道などなど、
さて帰路。
山を下り多摩川沿いの玉堂美術館へ。
おりしも展示中のスケッチがいい。
15歳くらいの鳥を精確に写し取った絵もいいが、やはりスケッチが素晴らしい。
見開きでスケッチを使ったり . . . 本文を読む
ヴェネツィア製の皮のノートにスケッチとか、
ドローイングしてみたい。
ふふふ… でも、描かれた線をよく観ると、
このデザイナーにしても、
安い方のノートに描いたスケッチの方がいいじゃぁありませんか。
皮ノートの方は、線が萎縮してます。
やはり、高価な素材は、
使いこなすには無神経な度胸も必要なのでしょう。
道具は刺激にもなれば、縛る力もある、
ということでしょう。
----------- . . . 本文を読む
ニュースで、野菜専門店の紹介。
近頃では品種改良された新・野菜が登場する一方、
伝統の方が絶滅する危機にもあるという。
また店自体の売り方も、
その野菜の扱われる地位もかわりつつあるとかで、
モダンなショーケースに入った野菜の品々が
映し出されていた。
……野菜ブティックだな、これって。
それは
それでいいのかもしれないけど、
イタリアの広場が羨ましいと思う私。
イタリア人には感心す . . . 本文を読む
ヴェローナ/スカルパの銀行のスケッチ
-----------------------------------------
もちろん、
描く対象から学び取ろうと思う時がないわけではない。
そういう場合は
実在する対象をなるべく客観的に観察する。
質感とか、素材も何となく意識する。
そういうこともありますけど、
やはり交感=コラボレーションしたい。
その方が自分がもっと
その風景や建築の近 . . . 本文を読む
エジプトの大地から発掘された品々…
指輪や装飾品、大きい物ではレリーフや神の彫像など。
埋もれていた記号…
信仰の記憶、あるいは象徴
そして、思索の破片…
おっ。
一点の女の像。
これがなんか不思議だった。
なにがと言えば、やはり他と比べエジプトらしさがない。
奴隷女あたりだろうか? 両手がないのもまるでヴィーナス。 . . . 本文を読む
早稲田大学の會津八一記念博物館へ。
吉村作治の早大エジプト発掘40年展へいった。
この40年間にエジプトで発掘された250点の、
エジプト文明の栄華を喚起させるかけらが展示されている。
見ているうちに、どうしても手を動かしてみたくなった。
手帳を出し、目ただないようにボールペンでスケッチ、
したのである。
目だけで楽しむではもったいない、と思う。
だから、よくこうして手も動かすが、 . . . 本文を読む
アイディア。
人はあらゆる面でこのアイディアを求めている。
私もそうだ。
なにか、これがないと後押しされないず、くずぐすしている。
アイディアとは不思議なもの。
いきなり飛来し、消えて行く。
アイディアだからといって、高尚であったり、
偉大であるわけではない。
むしろ、くだらない、ジャンクアイディアの方が
やってくる確率の方が多い。
これは私の場合だけかもしれないが…
アイディ . . . 本文を読む