名作「市民ケーン」は何度か観ているが、
だいたい忘れてしまう。
忘れた頃に観るから結構新鮮だったりするが、
多分また十年もすれば忘れるだろう。
もちろん
権力王者の新聞王の話、ほとんど描かれない少年期の「バラのつぼみ」、
バビルの塔の如き空虚の邸宅ザナドゥなど
印象深いのがあっても
己的な映画記憶にはほとんど残っていない。
たぶんあのバラバラの
ジグソーパズル編集の仕方は夢そのものの構成に近 . . . 本文を読む
「ワイルダーならどうする」キャメロン・クロウ著には
ワイルダーと黒澤明、ジョン・ヒューストンの三人が写る写真が載っている。
巨匠三人がアカデミー賞の作品賞のプレゼンテーターを務めた際の
記念写真だ。
「乱」がノミネートされ、「愛と哀しみの果て」が作品賞を受賞した年のだ。
この3巨匠に共通するのは、脚本家から監督になったことだ。
とりわけ、黒澤とワイルダーはその後も脚本重視している。
後で記すけ . . . 本文を読む