かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

歴史街道を辿る(part-1)

2021年01月17日 | Weblog
ここは、小松市梯川支流大杉谷川流域で、小松市街から20km余り溯った地域である。旧大杉谷村で戦後全盛時代もあったが、何処の山村でも同じように現代の波に呑まれて次第に衰退の道を辿った。 集落の中心地にあったお寺「圓光寺」も、1983年(昭和58)頃には撤退したが、神社は4社残されている。その後、道路の改修も飛躍的に進み車社会、生活の利便性も一段と向上するが、何故か人が住まなくなる。何でだろう‼<道路 . . . 本文を読む
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冠山峠から徳山ダム湖へ

2021年01月16日 | Weblog
国道417号線(福井県池田郷-ふるさとふれあい道場)から、足羽川支流に沿って溯ると志津原→河内→田代集落を経て、ここから冠山林道(道幅狭く坂道のカーブが連続)で、22km余りで冠山峠に(標高1050m)着く。この峠から、冠山(標高1257m)に登山する人が多く見られた。(写真は何れも2020/11/14撮影)<冠峠は足羽川と揖斐川の分水路で、林道開通当時の石碑があり、越前國池田 . . . 本文を読む
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池田郷のそば道場

2021年01月15日 | Weblog
快晴に恵まれた2020/11/14、北陸自動車道「鯖江IC」⇒県道105号(定友)⇒国道417号(池田町土合皿尾)に手打蕎麦「池田屋(旧ふるさとふれあい道場)」がある。 金沢から(126km)ドライブコースで、ゆったりと約2時間で到着出来る。裏庭は広々とした庭園になって、管理が行き届き散策にも気持ちよく、左手に足羽川の渓流が下り「かずら橋」が架かっている。<庭園の池で親子が鯉と . . . 本文を読む
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旧山田村の歩んだ道

2021年01月13日 | Weblog
旧山田村は富山県の中心部から南西に牛嶽山麓に位置し、東は八尾町、南は利賀村、西は庄川町・砺波市北は婦中町に接する山村だった。 村の40%余りは急峻な山地が占めて、比較的緩やかな地形で山田川と二つの川沿いに23の集落が点在していた。15世紀末藩政がひかれて加賀藩の領地に属し、16世紀始めに前田家が分藩し富山藩の山田郷と称した。 明治22年市町村制により「山田村」と命名され、25集落に行政を区画して戦 . . . 本文を読む
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牛岳頂上から眺める360度大眺望              

2021年01月11日 | Weblog
富山県内の広くから山の姿が覗える「牛岳(標高987m)」は、富山市・砺波市・南砺市の境界が寄り合う山で、この境界が寄り合った所を三ヶ峰と呼び、小さな神祠が建立されている。牛嶽権現様で、正しくは「山田郷三十三ヶ村惣社宇志多気神社」の奥殿が鎮座されている。「別の資料には、南砺市にある高瀬神社の奥宮とも記されている」ここからの眺望は、南砺・砺波・富山平野を中心に、立山・白山の峰々から能登半島まで遠望出来 . . . 本文を読む
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庄川街道

2021年01月10日 | Weblog
2020年11月~12月、ブログアップは殆ど止まっていたが、その間天候に恵まれて各地周辺の歴史街道を辿り感動。過ぎ去る日々を交えて書き込みをしていきます。今日10日、金沢で新雪が30cm加わり数年振りの大雪に見舞われました。 庄川と聞くと、まず思い浮かべるのが「小牧ダム」である。小牧ダムは、発電用ダムで昭和5年に5年の歳月をかけ、高さ79.2mのコンクリートダムです。当時は、右岸側にエレベーター式 . . . 本文を読む
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金沢城下町見下ろす古寺

2021年01月05日 | Weblog
年初めに、加賀藩前田家のゆかりの寺院、摩利支天山「宝泉寺」が建立された金沢卯辰山を訪れた。この高台から眺める眺望は、起伏のある恵まれた地形に歴史的な景観が調和して、心を癒やしてくれる。金沢市の眺望景観にも指定されている。<ここから見下ろすと、浅野川流域に沿って黒瓦の町並みや兼六園・金沢城公園等の緑豊かな 歴史景観が望めます><古寺は、ひがし茶屋街から階段を上り、上からは車を降りて直ぐ傍、蓮如上人像 . . . 本文を読む
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