今月から一人産休に入り、かわりに新人さんが一人入り、そろそろ独り立ちをしています。
今朝は、新人さんにとって初めてのお看取りがあり、ベテランスタッフと二人で死後の処置をしてきました。
亡くなったおばあちゃんとも、最後まで頑張って介護をした娘さんとも、しっかりお別れをしてきたようです。
先輩ナースは、介護者の娘さんとしっかり抱き合った新人ナースを温かく見守りました。
とはいえ、一軒一軒毎日緊張して訪問している新人さん。
まだ、誰でも受け持てるわけではないのです。
フォローしながら、ゆっくり素敵な訪問看護師さんになってもらわなくてはなりません。
そんな事情もあり、あまりキャパがない状態ですが、このところ新患さんのご依頼が続き、かなり満杯になってきました。
とにかく入れ替えが多くて、担当を決めるのも一苦労です。
でも・・。断りたくないのです。
せっかくうちのステーションを選んでもらっているのに、断るのはすごく嫌です。
何とか隙間を見つけつつ、スタッフにも協力してもらっていますが、あまり多いと緊急当番になったとき、患者さんの把握も大変になります。
一度患者さんを何件か断ると、今度は「あそこは、どうせ忙しくて受けてもらえない。」という噂が立って、今度はしばらくご依頼がなくなってしまったこともあります。
とはいえ、あまりキャパを超えて無理をして、何かあっては「ごめんなさい」ではすみません。
ここが調整の難しいところです。
昨日、めぐみ在宅のMSWも言っていましたが、最近は老衰状態でのお看取り希望が増えています。
一時期、お看取りと言えば末期がんの患者さんが主流でしたが、最近は昔のように老衰の方が増えてきているのです。
病院の受け入れの問題もあるとは思いますが、たぶんにメディアの力も大きいように思います。
テレビでも、ずいぶんと在宅での看取りを特集したりしています。
インターネットでも、検索すればたくさん出てきますから、そういうシステムがあるということを、ご本人は知らなくても、まわりから教えてもらったり、病院で勧められたりで、慢性期の患者さんや老衰の患者さんが、在宅にどんどん戻っているのではないでしょうか。
この前も書きましたが、2030年には今の7倍の在宅見取りが予想されているわけです。
現状、うちのような中規模から大規模ステーションで、24時間をやっていて、看取りも年間数十名行っているところと、24時間体制そのものをやっていないところとでは、看取れる患者数に大きな差がありますから、どこのステーションでも安心してお看取りができるような底上げをしていかないと、結局キャパを大きく超えてしまいます。
聞いた話では、見取りをヘルパーさんの利用だけで行っているケースがあるそうで、老衰とはいえ緩和や排泄のケア、予後予測を踏まえた心のケアなどは、どのようにしているのか、他人事ながら心配になります。
そんなことを考えると、なにかのご縁で依頼される訪問看護。
可能な限り、お受けしたいと思います。
今朝は、新人さんにとって初めてのお看取りがあり、ベテランスタッフと二人で死後の処置をしてきました。
亡くなったおばあちゃんとも、最後まで頑張って介護をした娘さんとも、しっかりお別れをしてきたようです。
先輩ナースは、介護者の娘さんとしっかり抱き合った新人ナースを温かく見守りました。
とはいえ、一軒一軒毎日緊張して訪問している新人さん。
まだ、誰でも受け持てるわけではないのです。
フォローしながら、ゆっくり素敵な訪問看護師さんになってもらわなくてはなりません。
そんな事情もあり、あまりキャパがない状態ですが、このところ新患さんのご依頼が続き、かなり満杯になってきました。
とにかく入れ替えが多くて、担当を決めるのも一苦労です。
でも・・。断りたくないのです。
せっかくうちのステーションを選んでもらっているのに、断るのはすごく嫌です。
何とか隙間を見つけつつ、スタッフにも協力してもらっていますが、あまり多いと緊急当番になったとき、患者さんの把握も大変になります。
一度患者さんを何件か断ると、今度は「あそこは、どうせ忙しくて受けてもらえない。」という噂が立って、今度はしばらくご依頼がなくなってしまったこともあります。
とはいえ、あまりキャパを超えて無理をして、何かあっては「ごめんなさい」ではすみません。
ここが調整の難しいところです。
昨日、めぐみ在宅のMSWも言っていましたが、最近は老衰状態でのお看取り希望が増えています。
一時期、お看取りと言えば末期がんの患者さんが主流でしたが、最近は昔のように老衰の方が増えてきているのです。
病院の受け入れの問題もあるとは思いますが、たぶんにメディアの力も大きいように思います。
テレビでも、ずいぶんと在宅での看取りを特集したりしています。
インターネットでも、検索すればたくさん出てきますから、そういうシステムがあるということを、ご本人は知らなくても、まわりから教えてもらったり、病院で勧められたりで、慢性期の患者さんや老衰の患者さんが、在宅にどんどん戻っているのではないでしょうか。
この前も書きましたが、2030年には今の7倍の在宅見取りが予想されているわけです。
現状、うちのような中規模から大規模ステーションで、24時間をやっていて、看取りも年間数十名行っているところと、24時間体制そのものをやっていないところとでは、看取れる患者数に大きな差がありますから、どこのステーションでも安心してお看取りができるような底上げをしていかないと、結局キャパを大きく超えてしまいます。
聞いた話では、見取りをヘルパーさんの利用だけで行っているケースがあるそうで、老衰とはいえ緩和や排泄のケア、予後予測を踏まえた心のケアなどは、どのようにしているのか、他人事ながら心配になります。
そんなことを考えると、なにかのご縁で依頼される訪問看護。
可能な限り、お受けしたいと思います。