こぶた部屋の住人

訪問看護師で、妻で、母で、嫁です。
在宅緩和ケアのお話や、日々のあれこれを書き留めます。
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ただいま~!!

2011-03-28 22:48:56 | 訪問看護、緩和ケア
昨夜12時近くに、やっと帰宅しました。

もう眠いのなんのって、お風呂も入らずバタンキュ~でした。

行きの飛行機は、朝7時の早い便という事もあり、結構空きがありましたが、帰りに空席はありませんでした。(エコノミーの話ですが・・)

こんな時期ですが、中国や台湾の人たちも、結構入国してくるようです。

時期と言えば、台湾への入国時はテレビで言っていたように、ガイガーカウンターのゲートを潜り抜けるようになっていました。
でも、あんな簡単なゲートで、本当に放射能汚染がわかるのでしょうか???

ただ、台湾でもこの地震と原発事故は連日報道されていて、とても心配してくれています。
台湾と日本は、観光にしても経済にしてもお互い深い関係にあるので、日本の被災は台湾にとっても少なからず影響があるようでした。

日本人の利用が多いこともあるのでしょうが、マッサージ屋さんの店先のに貼ってる文字は、とてもうれしかったです。
         

これは、セブンイレヴンに貼ってあったポスター。

父子の背中がたまりませんね・・。

「鼎泰豐」という小龍包の老舗があります。
日本にもいくつか支店があって、この辺では高島屋の7階?にもあります。
本店はいつも長蛇の列で、お客さんは日本人がすごく多いのだそうですが、今回の地震をうけて、ここの社長は普段のお返しをしたいと言って、7000万円ポケットマネーで寄付してくれたそうです。
もちろん李登輝さんはじめ、たくさんの台湾人のかたが、義捐金を送ってくれています。

日本統治に関しては、一時はかなりの弾圧をしたと思うのですが、それよりも日本が統治したことで、近代化が図れ幅広く教育がなされたことの方を好意的に受け止めてくれているようです。
そのせいか、地名は日本統治時代の名残と思われる「板橋」「西門」「中山」など、とても覚えやすくて助かりました。

いろいろな歴史はあったと思いますが、もとはと言えば同じルーツ。
肌の色も顔だちも体つきも、ほとんど変わりありませんし、街を歩いていても、全く違和感はありませんでした。

それにしても、日本以外の国で「頑張れ、日本!」と言われるのは本当にうれしくて、きっと日本は立ち上がれると確信しました。

まだ写真の整理中なので、これからぼちぼち私流台湾ツアーのご紹介をしたいと思います。


ところで、今日は午前中お休みをいただき、午後から認定審査会に出てから仕事に行きました。

ステーションは、あいかわらず節電モードで、みんな寒さを我慢しながら頑張ってくれていました。

私の不在中に、お一人静かに旅立たれたそうです。
「ここで、穏やかに静かに逝きたい。」とポロリと涙を流してお話ししてくれたかたです。
本当に、ご家族に囲まれてその日の朝まで大好きなダイニングに座って過ごされ、横になってからは、わずか数時間の間に旅立たつことになったようです。
黄疸こそ強くなったけれど、ひどい痛みや苦しみを訴えることもなく、本当に眠るように亡くなられたとのこと。
願いがかなってよかったなと思います。

明日から、また何時もの日常が始まります。

気持ちを切り替えて、また働かないとね。
来年もまた、ふざけた一家4人での珍道中ができますように・・・。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-03-29 18:54:41
台湾人に感謝の気持ちを伝える動画です。
よかったら見てください。

【台湾の人々へ】真的非常感謝【日本より】
http://www.youtube.com/watch?v=_C-hp0thNp8
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ありがとうございます! (こぶた部屋の住人)
2011-03-29 20:55:40
本当に・・・
台湾はもちろん、すべての応援してくれている国の人々に感謝、感謝ですね。
とても辛い災害ではあったけれど、これから日本は一つになって、そして世界の人たちとも一つになって、平和な世界が築けることを願ってやみません。
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