猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

運動療法??!! 頑張れ

2013-07-10 22:24:50 | 理学療法
最近、リハビリテーションの主流は、運動療法以外になっています。

痙縮の治療であれば、ボツリヌス治療、磁気刺激、装具療法などが主流ですね。

各々の治療法は素晴らしいとして、我々理学療法士が大切にしている運動療法の効果はクローズアップされてませんね。

それは、我々が悪いのです。きちんとエビデンスが少ないわけですね。

私も、以前、おこなっていた脳血管障害片麻痺患者へのストレッチの効果に関する神経生理学的研究を再開しました。

どうにか・・・なれば、良いと思います。

だって・・・世の中の多くのセラピストは、運動療法を用いて頑張っているわけですからね・・・

臨床のセラピストの方々が、臨床の疑問を解決するような研究をしましょう。



先日の体幹講習会

2013-07-10 22:17:58 | 理学療法
先日の東京での体幹講習会では多くの方が熱心に聴いていただき感謝しております。

私の最近の講演会の内容は、評価を重視しています。治療技術を教える講習会も必要ですが、どのような評価の時にどのような治療技術を用いるかを明確にする必要があります。

そこで、体幹機能を運動学的な観点から熱く語らせていただきました。この話のなかで、今までの評価・治療技術を見直してもらえれば幸いです。

・・・法、・・・テクニック というのも大事ですが、正しい評価ができていれば基本的な理学療法治療技術だけで十分に患者さんは良くなるわけです。

反対に、「麻痺側腹筋群が低緊張なので相反的に背筋群は筋緊張が亢進している」という程度の評価しかできないのは大変問題です。

内腹斜筋と外腹斜筋は役割は異なるわけです。 最長筋、多裂筋、腸肋筋も作用が異なりますね。

その点を理解してほしいのです。

うまく、伝わっているかな・・・と心配する点もありますが、自分のスタイルを貫いていきたいと思います。

では・・・