新4年生は半年後に臨床実習にいきますので、現在、関西医療大学附属診療所で評価レポートを作成しています。
レポート指導をしていて、以下の点が気になります。
1 問診から、様々なADLの状況を聞きますが、問題となるADLの基本動作をあげて、どの基本動作を動作観察しなければいけないかを決定すること。大切なのは、観察しない基本動作がある場合には、なぜ、観察しなくてもよいかを明確に表現できることが重要である。
2 動作観察から予想される関連図を作成し、検査を実施する。結果にもとずき、最終的な関連図を作成する。
3 統合と解釈は、患者さんの全体像を把握することから始めて、問題となる基本動作の問題点(機能障害)がわかるように話を展開する。要するに、関連図を説明するように話を展開するわけである。この時に注意することは、例えば、歩行の安定性が低下している症例では、安定性低下の要因を考える。最初から単関節での話をするのではなく、全体から考えることである。いくつかの問題となる現象があることがわかれば、その優位性を述べる。明確な理由をつけることが大事である。次に、各々の問題となる現象の機能障害を優位性をもって述べることが大事である。
4 問題点の列挙では、得られた問題点すべてをあげることが大切である。
本学の学生は、みなさん、苦労しています。頑張って欲しいところです。
レポート指導をしていて、以下の点が気になります。
1 問診から、様々なADLの状況を聞きますが、問題となるADLの基本動作をあげて、どの基本動作を動作観察しなければいけないかを決定すること。大切なのは、観察しない基本動作がある場合には、なぜ、観察しなくてもよいかを明確に表現できることが重要である。
2 動作観察から予想される関連図を作成し、検査を実施する。結果にもとずき、最終的な関連図を作成する。
3 統合と解釈は、患者さんの全体像を把握することから始めて、問題となる基本動作の問題点(機能障害)がわかるように話を展開する。要するに、関連図を説明するように話を展開するわけである。この時に注意することは、例えば、歩行の安定性が低下している症例では、安定性低下の要因を考える。最初から単関節での話をするのではなく、全体から考えることである。いくつかの問題となる現象があることがわかれば、その優位性を述べる。明確な理由をつけることが大事である。次に、各々の問題となる現象の機能障害を優位性をもって述べることが大事である。
4 問題点の列挙では、得られた問題点すべてをあげることが大切である。
本学の学生は、みなさん、苦労しています。頑張って欲しいところです。