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猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

2年生の感覚OSCEでのコメント その1

2011-12-23 02:07:55 | 教育
本日で2年生の感覚OSCEが終了しました。来週より再OSCEになりますが・・・・

コメントをまとめております。これを読んでいただいている方の参考になるかはわかりませんが・・・

1 患者さんの肢位について
患者さんの肢位は基本的には左右対称ですね。例えば、正中神経の感覚検査で検査途中で手のひらを上に向けている学生が何人もいましたが、最初から検査部位が検査できる姿勢を取らせることが大切です。また、10点法を行うのであれば、当然、最初から対称にしなくてはいけませんね。また、感覚刺激をおこなう部位はできるだけ触れないようにしましょう。

2 オリエンテーションは明確にしましょう。疾患の特徴をわからないとオリエンテーションも上手にできません。

3 感覚の刺激が感じたらすぐに「ハイ」といっていただくことが重要です。「ハイ」と言わない場合には再度、同じ場所で検査するわけです。

4 刺激の場所は明確にしてもらいましょう。「手のひら」ですといって納得してはいけません。適切な場所を聞きましょう。

5 同じ領域は必ず2回以上は検査するようにしましょう。また、検査領域をまんべんなく検査しなければいけません。

今日はこの5つです。

明日、また、お知らせしますね。