今日は昨日と同じく冷たい雨と、時どき小雪とアラレが降る冬に戻ったような寒さです。晴れ間をみて裏の元畑に残された一本の桜を撮りました。今年は住宅の基礎工事で根っこが痛んだので、花を期待していなかったのですが見事にたくさんの蕾を付けていました。
桜が主役のこの季節、いつも上ばかりを向いていたら足元のオオイヌノフグリも今とばかりに咲き誇っていました。 イヌノフグリとオオイヌノフグリとの違いはピンクとコバルトブルーの花色だそうですが、 小さくて誰も見向きもしないような可憐な生命力の強い一日花です。
桜の花によらず人は自然の花の移ろいには敏感ですが、国政には少し鈍感かもしれません。消費増税は社会保障の充実に使われるという目的に異論がない人たちも、「社会保障の根幹の公的年金は下がるばかりで、医療費負担も増えて暮らしは圧迫です」と嘆く人たちが大半です。さらに当市の特別職の給料アップについて「センセイたちのもともと高い報酬がこの時期に2%も上がるとは・・・、まさに特別な職業ですね」などの声が聞こえます。
財政再建や社会保障のための増税を理由にする安倍政権は内部留保を増やし続ける大企業にはあたたかく、国民には冷たい政治を進めていることにもっと気がつかなければと痛感する肌寒い週末です。