すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

福島原発事故と映画「渡されたバトン さよなら原発」

2014年04月15日 | 日々思うこと

このところ国会での集団的自衛権行使や憲法改正への論議、沖縄県竹富町の教科書採択への文科省の姿勢など、日本の未来に直結する問題を書き込まないので不思議に思っている人もいるようですが、咲き誇る花々に魅せられて“花だより”が中心になってしまいました。

そんな中で昨日、桜の花もいっぺんに吹っ飛ぶような、またしても福島第一原発の汚染水漏洩のニュースです。原子炉冷却のための循環水がポンプ4台の誤作動により、高濃度汚染水が本来と違う建屋に誤って送水され約203トンの汚染水が地下床面に漏れるトラブルです。放射性セシウムなど1リットルあたり数千万ベクレルという高い数字に驚くばかりです。


また福島第一原発では今年2月に、汚染水タンクで配管の弁が人為的に開けられ100トン余りがあふれたトラブルも、作業員およそ100人からの聞き取りで未だに原因が特定できない状況で、安倍首相の「コントロールされている」という言葉が頭を過ぎます。

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東日本大震災の原発事故により、原発の安全神話は崩れても未だに懲りない人々が王道を行く中で、国民の不安と怒りは各地に広がっています。映画は新潟県巻町(現・新潟市西蒲区)で原発建設をめぐって四半世紀という長年にわたるたたかいで、住民投票を実現し原発建設を阻止した実話をベースに、原発の是非を問いかけている話題作です。
公式サイトhttp://www.cinema-indies.co.jp/aozora3/index.php


糸魚川市での
上映は、5月14日(水)

第1回 10:00~ ビーチホールまがたま

第2回 13:30~     〃

第3回 18:30~ 能生生涯学習センター

※明日の午後はビーチホールまがたまで、実行委員会主催の試写会が行われます。