すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

晴天の上京から長野県北部地震の大きな揺れ!

2014年11月23日 | 日々思うこと

金曜日は全国的によい天気で、月刊「食べもの通信」編集の家庭栄養研究会運営委員会で上京です。このところ月一回ペースの上京ですが、変わり行く季節の風景もまた楽しみの一つです。東京駅から会場の千代田区九段生涯学習館までの交通手段は地下鉄が便利ですが、青空の中をJR水道橋駅から九段まで歩くことにしました。靖国通りの地下鉄九段下駅傍の生涯学習館の近くに九段会館があり、旧称は軍人会館といわれて二・二六事件で戒厳司令部が置かれた施設でした。太平洋戦争後は財団法人日本遺族会に無償貸与され、結婚式や各種講演、会議などに使用されてきましたが、2011年の東日本大震災の天井崩落事故で同年4月付けで営業停止となっていました。 

写真はWikipediaからお借りした九段会館の全景で、この5月の国会で老朽化のため取り壊されることが決まり、跡地には新しいビルが建てられる計画です。皇居や日本武道館が近いことで、さらなる活用があることでしょうが、戦前の古き建物が取り壊されることに時代の流れを感じ悲しげに見えてしまいます。

土曜日も朝から天気に恵まれ庭に出てみると、昨年のシクラメンの鉢から小さな花が一つだけ咲いていました。シクラメンを翌年も咲かせるには花が終わると“お礼肥え”をし、球根の株が腐らないよう夏越しをしていますが、たくさんの花を咲かせることは難しいものです。昼過ぎからはサッカー練習から帰った孫たちと一緒に青海きらら図書館へと出かけ、夕方には上越から娘家族が泊りがけでやって来てにぎやかな夜です。

ところが10時過ぎにグラグラと大きな横揺れで、家族でビックリです。震源地が長野県北部で震度6弱、糸魚川市が震度5弱という大きな揺れで、当市と隣接する小谷村や白馬村の被害が伝わってきました。また孫たちのパパが昨日から上京し、最終の新幹線で越後湯沢駅から金沢行きの特急はくたか号に乗車し、直江津駅の手前で自動停止により足止め状態です。そんなことで上の娘は連絡の取り合いなどで大変で、特急はくたか号は頚城駅まで戻って、代行バスで糸魚川駅へ向かうことになりました。定刻では10時半過ぎに到着ですが深夜2時半過ぎに帰宅したようで、大人たちは熟睡できない夜を過ごしました。私も前日には同じ最終の新幹線で帰宅していただけに、今回は日帰りしてよかったと・・・、そして予知できない地震は本当に怖いものだと痛感です。

地震から一夜明けての日曜日、昨夜書き込み済みのブログもそのままで昼頃にやっとパソコンに向かうと、遠くからの“ご心配メール”がたくさん届いています。当地は大きな被害やケガ人もなくホッとしております。ご心配をおかけしましたこと、お礼申し上げます。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お見舞い (いちよう)
2014-11-25 09:19:19
このブログを拝見して被害が無いことを知りました。
まずは良かったですね!
直下型の浅い震源の怖さを実感させる地震でしたね。
被災地は寒さに向かい大変な思いをされている事でしょうね。
Unknown (すずきせいこ)
2014-11-25 11:56:54
いちようさま

お見舞いコメント、ありがとうございます。
今回の地震は糸魚川静岡構造線上にあり、震源地にあまりにも近いので驚きました。
被災地は冬に向かって大変で、今も余震に見舞われており、油断できない状況で“一寸先は闇”ですね。
風評被害 (けんもち)
2014-11-25 16:40:12
テレビでは、一番被害がひどかった堀之内地区ばかりが目立ちましたが、同じ白馬村でも小谷村寄りの地域はそれほどでもなく、うちのほうに嫁いできた看護婦さんの話だと、あまり被害地域ばかり報道されると、冬の観光にだいぶ影響が出てしまい、ますます不安が拡大し、村の経済の衰退を招きかねないということです。こういう問題は、本当に難しいですね。

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