すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

戦争孤児“駅の子”と映画「ひろしま」と

2018年08月12日 | 日々思うこと

今夜9時からNHKスペシャル『“駅の子”の闘い~語り始めた戦争孤児~』を視聴です。戦争で親をなくした戦争孤児、その数は12万人にも及び、行き場をなくし駅で暮らす子どもは「駅の子」とも呼ばれ、一人で生きていくことを強いられ、当事者の証言をもとにその悲劇の実態に迫る番組でした。

映画『ひろしま』(関口秀雄監督 104分 モノクロ)は、広島に原爆が投下された直後の惨状と被爆者らの苦悩を克明に描いた映画で、終戦後の1953年に日本教職員組合員50万人の出資と、9万人の市民がエキストラで制作されたものの一般公開がされることがなかった幻の映画です。

2012年にデジタル化され鮮明な映像でよみがえって話題となって、今夏は高田世界館でも上映中です。上越の友人Fさんが「原爆を描いた多くの映画があるけど、一番事実に近い追真性・・・」とメールが届きました。映画はお盆休み後、17日(金)まで上映が延長されるそうで、何とか出かけたいと思います。

大橋巨泉さんの晩年の戦争についての言葉です。

戦争の悲惨さは罪もない多くの子どもたちをも巻き込み、誰のための戦争であったのかと考え、核保有国と非保有国の橋渡しなどとはトンでもないと痛感です。そして73年目の今、自民一強の政治は世界に誇る平和憲法を変え、同じ道を進もうとしていることに国民はもっと敏感であらねばと思う一日の終わりです。


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