すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

電力の自由化と脱原発へのサイト紹介

2016年01月17日 | 地震・原発

今日は阪神・淡路大震災から21年、防ぎようのない天災で多くの命が失われました。そして防ぐことができたはずのスキーツアーのバス事故で、若い命が失われて胸が痛みます。

4月からの電力の自由化について、よく分からないと聞かれることがありります。今までの大手電力会社による独占体制が崩れ、電気の契約先を自由に選べることで、さしずめ今までのNTT独占電話から、携帯電話会社のさまざまな事業者から選べることと同じかもしれません。電力自由化後も、送電網は今までと同じ地域の電力会社のものなので停電などの心配はないようです。

また再生可能エネルギー比率が高い会社を選んで環境を守ることも大切ではと考え、15日の東京での役員会の休憩時に「柏崎刈羽原発再稼動へ直結する東京電力を選ばないでね」と・・・(笑)。イラストでよくわかる電力自由化サイトもあります。http://kakaku.com/energy/liberalization/about.html

そんな中で電力会社の原発再稼動の動きがに活発になっていますが、愛知県在住の池住義憲さんからBCCで送られてくる<ポーランド・ドイツ訪問報告Ⅳ>『原発政策~ドイツと日本のちがい』は読み応えがあります。東日本大震災の翌月(2011年4月4日)、ドイツのメルケル首相が設置した脱原発倫理委員会で、「リスクのもっとも小さな代替手段がある以上、そちらに転換するのは当然で、脱原発は可能だという考えでこれを政策にして実行に移した。」と、ドイツが脱原発へ大きく舵を切った背景などが書き込まれています。新たなエネルギー基本計画で、原子力を重要なベースロード電源と位置づけるアベ政権とは大違いです。https://www.facebook.com/yoshinori.ikezumi

上京の折、いつも外国の人たちが多くなっていることに気づきます。東京駅に着くと駅構内1階のSouthCourt(サウスコート)の小岩井牧場の直売場で、ヨーグルトや牛乳で喉を潤しています。その向かいのお店には和風小物がいっぱいで、お気に入りの風呂敷などで手提げ袋を作るため時々立ち寄っていますが、この日も外国の人たちが目立ち、お雛さまグッツがところ狭しと飾られていました。

ところで12月に開催された日印首脳会議において、原子力協定が「大筋合意」されました。協定が締結されれば、初の核不拡散協定(NPT)非加盟国との協定となります。また「使用済み核燃料の再処理を認める」とも報じられていますが、事実であるとすればこれもはじめてのことです。この原子力協定は世界に、インドにそして日本に何をもたらすのでしょうか、気になるところです。

16日夜、上越市吉川区で開催の新潟大学立石雅昭名誉教授の講演会は夜間ということで参加を控えました。橋爪法一さんが17日付けのブログで「再稼動の危険性くっきり」と詳細に書き込んでいました。http://www.hose1.jp/mitearuki2/