すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

2015年の終わりに・・・

2015年12月30日 | 日々思うこと

いよいよ今年もあと一日、大晦日の実感がないまま2015年が終わろうとしています。安保関連法をめぐり「アベ政治を許さない」、澤地久枝さんの思いに寄り添って多くの国民がこの言葉を掲げ動き出しました。私もスタンディングをはじめ西へ東へと動き回った一年で、作家の瀬戸内寂聴さんの国会前の行動にも大きな勇気をいただいた年でした。

年の瀬の23日には上越市で『子どもたちの未来と原発再稼動を考える集い』を計画、多くの人たちと脱原発に向けて共鳴することができ、新しい年への一歩につながりました。また原発推進について作家の村上春樹氏が「本と雑誌のニュースサイト/リテラ LITERA」で、丁寧な反論で原発反対を主張していることも嬉しい一つでした。

そして28日、日韓両国の長年にわたって最大の懸案だった慰安婦問題が合意という喜ばしいニュースです。思えば1995年の村山政権の時に設立された「アジア女性基金」から20年、ずい分と長い時間を要したものですが両国の政治決断は評価すべきで、完全な和解に至るにはまだ問題がありそうですが対話こそが大切と捉えています。

食べることにも拘りの一年で、お盆の頃から電気炊飯器が故障してしまい、ご飯は引き出物にいただいた鉄鍋(?)で炊いていました。電気釜を使わなくなってから電気量がかなり低めになっていることに気がつき、年の瀬に四日市万古焼きの小さな大黒鍋を求めました。10分程でおいしいご飯が炊き上がり、火加減と水加減次第ではおこげもできたりと、こうして食べれる幸せを噛みしめています。

師走19日土曜日、街なかのお蕎麦屋さんへ上越の孫たち家族と出かけると、ご亭主の達筆な「年越しそば予約」の文字が目に留まりました。今頃お店は一年で一番忙しいことでしょうが、私はせっせと家の中の片付けです。とはいってもなかなか捗らず、パソコンの周りは何本かの原稿の締め切りもあり、いつもと変わらず書類が山積みで“断捨利”を怠ってしまった一年でした。

いろいろとあった2015年でしたが、お陰さまで孫たちに囲まれ目を細めながら“年を越す”ことができる感謝の思いです。また政治や暮らし、平和・原発問題まで“本音でしなやかに”、日々の思いをパソコンに向かい書き記した一年でしたが、拙いブログに目を通してくださった多くの皆さまに感謝の思いです。どなた様もお元気でよいお年をお迎えくださいますよう。