すずきせいこの「日々雑感」

政治や暮らし、孫のことから平和・原発問題まで“本音でしなやかに”・・・

終盤の衆院選と“ノーベル・ウイーク”

2014年12月11日 | 日々思うこと

今日は東日本大震災から3年と9ヶ月、衆院選も終盤になり共同通信の電話世論調査では、自・公両党で憲法改正に必要な3分の2議席を超えるという予想に驚いてます。豊かさと便利さにどっぷりと浸かった日本人は、いつの間にか“いのち軽視”でお金がすべてのモノサシになったのかと悲しくなってしまいます。さらに追い討ちを欠けるように週末のお天気は冬型の気圧配置で、天の神さまも味方になってくれない荒れ模様で、組織力のある自民党には有利になるそうです。組織力といえばこの2日間、地元の自民党候補者事務所から電話が3回もかかっています。一度目は家にいたので電話に出て応対で、その後は「562-10▲▲」とナンバーディスプレーで同じ番号が表示です。この戦力に驚きながら、企業献金の利権まみれの自民党の動きが鮮明に伝わってきます。

そんな中で爽やかな“ノーベル・ウイーク”ですが、スウェーデンのストックホルムでのノーベル物理学賞の授賞式、赤崎・天野・中村さんの様子に思わず目を細めます。あらためて発光ダイオードは人類にとってはスゴイ発明で、長年のご努力が報われた授賞式でのそれぞれのスピーチも素晴らしく感動ものです。またノーベル平和賞のインドの子ども労働問題権利活動家のサトヤルティさんと、パキスタンのマララさんの活動は多くの子どもたちを救い希望を与えたことでしょう。特に最年少受賞のマララさんの「なぜ、銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか」と、17歳とは思えない力強いスピーチが心に残ります。

この爽やかな人たちを見ていると、何だか日本の特権階級の政治家が一番“おぞましいく最低!”と思ってしまいます。スウェーデンもかっては日本と同じでしたが、国会地方議員とも無報酬(経費支給)などの抜本改革で今日に至り、羽田澄子監督の映画「安心して老いるために」からもよく伝わってきます。

師走の巷には青色LEDのクリスマスツリーが目立ち、国道8号横町の国土交通省高田河川国道事務所糸魚川出張所にも飾られています。昨年は大和川小学校歩道橋の横にビックなツリーが飾られていましたが、今年はコンパクトで品の良いツリーです。

今日は午前中から横殴りの雨の中を上越まで車を走らせました。気温は10度を超えて比較的暖かかったものの一日中雨降りで、夕方薄暗くなって帰途に着きました。そして帰り道に雨の中を下車し、やっとデジカメに収めました。明日は能生棚口の「えほん」恒例の一品持ち寄りのクリスマス会です。キャンセルの人が多いようで、それでは何としても参加せねばと、そして期日前投票はその後に・・・。