すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

官邸を取り巻く原発再稼働抗議デモ

2012-06-22 23:34:42 | Weblog
民主・自由・公明の三者協議を経て社会保障と消費税の一体改革法案の党内論議が二日にわたって行われたが、執行部のあまりに稚拙な運営に辟易。台風が東京に迫りつつある中でで二回目の党内報告が行われたが、最後は政調会長の一方的な議論打ち切りと、裏ドアからの逃避という信じられない行動で、会場は台風どころでなく怒号の嵐の渦となってしまった。体調すぐれず、のどを痛めていたのだが、一連の暴挙で自制心を忘れて大声を出したのだろう、まったく声が出なくなってしまった。ほんのちょっとした話でも必死にのどに声を送り込んでも音にならず、疲労感だけが積みあがる。声が出にくいと、電話が全く用をなさないことに気付いた。咽頭がんなどで手術した人の苦労がわかる。
今朝もぜーぜー、スカスカというような声でなんとか友人・同僚と善後策を話すのだが、意思が通じないのは喉のせいかね?
あきらめて議員会館から出たら、長蛇のような大飯原発再稼働反対のデモに出くわして仰天。多少声は聞こえていたが、これほどのデモとは(主催者発表4万人超)!フェイスブックなどのネットでばらばらに集まってきたのだろう。バンダナ巻いた「環境主義者です!」というような人から、それこそダークスーツのサラリーマンそれにサンダルに子どもを抱えた女性まで、千差万別な市民がすさまじい存在感で官邸前に詰めかけていた。大飯原発のゲート前はどうなっているのだろうか?やがてゲート前の一本道にもデモが押し寄せて、再稼働準備が停止するのじゃないだろうか?
この声に背をむけ、耳を閉ざし続けるなら、もう国会の価値はない。紅潮した人々の発する光の向こうで、かすかにぼんやりと国会の黒いシルエットが透けて見えた。

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1 コメント

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this way (noga)
2012-06-23 03:17:59
それでも日本人は、原発の再稼働を選んだ。
一億総ざんげへの道。動き出したら止まらない。
この道は、いつか来た道。ああ、そうだよ、民族の歴史は繰り返す。

意思のあるところに方法はある。(Where there’s a will, there’s a way).
意思のないところに解決法はない。
意思は未来時制の内容であり、日本語には時制がない。
それで、日本人には意思がなく、解決法が見つけられない。

耐え難きを耐え、忍び難きを忍んで、もって万世のために太平を開かんと欲す。
座して死を待つか、それとも腹切りするか。
私の父は、玉砕した。何のお役に立てたのかしら。
安らかに眠ってください。過ちは繰り返しますから、、、、

ああしてこうすりゃこうなると、わかっていながらこうなった、、、、、
12歳のメンタリィティには、知恵の深さが見られない。

白く塗られた黒いオオカミの足を見破ることは難しい。
だます人は悪い人。だまされる人は善良な人。おとり捜査は難しい。
この調子では、人の命はいくつあっても足りるものではない。

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