すとう信彦 & his band

社会起業家(チェンジメーカー)首藤信彦の日常活動とその仲間たち

長い一日

2009-10-13 20:50:36 | Weblog
今日は本当に長い一日だった。民主党の各省庁の政策会議が佳境に入るというか、10月15日の概算要求アウトライン提出が迫ったとからというか、ともかく次々と会議が連続する。圧巻はやはり、早朝の厚生労働省の政策会議だった。入り口でどこかの秘書がチラシを配っていて、これも資料かと思って受け取ったら、なんとレセプトオンライン請求に関して民主党の原則化を求める要請書。内容は理解できるが、それが政策会議の入り口で配られるのは正直言っておどろいた。このブログでもこの問題をコメントで指摘している医師の方がおられるが、今回の案は完全義務化から現実路線にシフトしている。それが不十分であるとの主張も、現場の実情を考えれば当然でてくる意見だろう、今後の議論の深化を待ちたい。
会議場はいっぱいで、およそ民主党の中堅議員はほとんど集結したと言っても過言でないだろう。説明する政務官も質問する議員も医師や看護師だから、レベルの高いそれがゆえに妥協のない質疑が行われる。インフルエンザ対策にしても、通常は聞いたことのない対応が議論されていて、初心者の小生としても大変勉強になった。財務省の政策会議では藤井大臣が1930年代から、高橋是清や井上準之助の対応などを参照しながら説明するなど、かって新生党で大蔵大臣(本人の話を聞いてて自民党と誤解し、失礼しました)を務めた政治家の深い経験と洞察は現在、世界中で動き出した国際金融システムの革新を理解するにも大いに参考になった。1944年のブレトンウッズ会談以来の大改革が動き出している。日本も対症療法的な対応と同時に、半世紀に一遍になる国際金融システムの抜本改革自体に参画しなければいけないと、覚悟を新たにした。

連休後遺症

2009-10-13 09:05:10 | Weblog
この連休は選挙からオヤジとの別離まで息つく間もなかったひと月で、ようやく活動の体制も個人的な心身を整える絶好の機会だったが、現実は疲労感と目の前に積み重なる書類に圧倒されてしまって、その機会を逸した感がある。それでも、政界から姿を消していた同僚とひさしぶりに再会、日米関係、アフガニスタン問題などに有意義な意見交換をすることができた。危機感を共有しながらも、話し込んだ仲町台のパークサイドカフェは人と犬であふれて「ああ、休日だなあ」という感覚だけは回復した。
今週はめちゃくちゃ忙しくなるので、宿舎への搬入物も含めてきちんと用意するつもりだったが、たちまち睡魔に襲われて眠ってしまった。
今朝、永田町の議員室に来たら、やり残した書類の山。おっと、それどころか、重要な会議をいくつかスキップしているではないか...
会議会議の連続で、一週間手帳はもう予定を作れない。一日手帳に切り替える潮時かも知れない。朝から暗澹たる気持ちだ。あ、厚生労働政策会議だ、参議院まで駆けていかなければならない...