半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

北朝鮮ミサイル恫喝合戦に思う

2017年09月06日 13時04分41秒 | 日記
「ただ今をもちまして、わが国は、北朝鮮と戦争状態に入りました。
わが国は安保法制に則り、米国の指揮のもと、後方支援を行うことと
なります。尚、この戦争状態が解消されるまで、緊急事態を宣言します。
したがって、公安の許可無く、不要不急の外出は控えるように国民の皆
様に申し上げます。」と安倍晋三は内心言いたくてうずうずしているの
だろう。
 北朝鮮がミサイルを撃つ度に、嬉々として当事者に先んじて圧力強化
を喚く。
対話と圧力と言うなら、日本として対話の端緒となる働きをしたらよい
ものを、
米国の尻にくっつき陰から顔を出しては、刺激的なことを喚いては、強い
指導
者ぶりを演じてみせているが、国民に信頼出来ない人間とレッテルを貼ら
れて
しまった以上、どんなに猿芝居をしてみたところで、大きな支持率回復な
ど望
めるわけでもあるまい。

一方で、日部の軍需産業は活況を帯びてきていることも事実だろう。とく
に、米国は戦争によって栄えてきた国だ、武器が捌けないことには、儲け
に繋がらないだろう。日本の三菱重工や、川崎重工も緊張感が高まればそ
れはそれで好機かもしれない。

しかし、NHKをはじめ、マスメディアの北の脅威の煽り方は、尋常では
ない。
口を開けば北朝鮮のことばかり。マスメディアも読売や産経は宣誓攻撃も
辞さないような書きっぷりで、恐怖心をなおいっそう煽る役割をはたして
いるようだ。

北朝鮮を擁護する気などさらさらないが、米国も地球全土を死滅させるほ
どの
核兵器を保有しているのに、北朝鮮の核保有は認めないのか。過去に、持
たないことが約束ごとであったのかも知れないが、国体を保持するために
必要な対等なツールとして開発したわけで、要は、自分は持っているのに、
イデオロギーの違う相手には、それは認めない理不尽を叫んでいるのかも
しれない。
米国は世界の警察官だから許されるというものでもないだろう。

もはや、手段は一つ、自国も核兵器を廃棄するから、貴国も廃棄してほし
いという対話しかないだろう。それが無理ならば、北朝鮮の体制維持と金
正恩の命を保証することしか無いと思うのだが。
何れにしても、見えない戦争という脅威に北も米もそれに追従する日本も
怯えているかもしくは、その振りをしているのかも知れないが、結末は神
のみぞ知るということか。

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