半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

焦眉の憂鬱

2014年03月08日 16時36分29秒 | 日記
年度末で、気忙しくて、更新もままならない。これは、言い訳で、
きっと小生の意思の弱さからくるものかも知れない。

 今、善良な主権者国民の焦眉の湯鬱と言えば、今の政権の存在
そのものにあるのだが、差しあたっては、消費税値上げの問題、
集団的自衛権の問題、TPP、沖縄基地問題、靖国参拝の問題等
々、枚挙にきりがないのだが。
あの、弛緩しにやけた顔で、記者団に手を振る姿や国会での不誠
実な答弁の姿を見る度に胸くそが悪くなって吐き気をもよおすほ
どに、彼の名宰相(笑)に対する嫌悪感はアレルギー反応を伴っ
て、酷くなっている。

消費税に関しても官僚や国会の不作為で、財政悪化を招いておい
て、社会保障充実の為にと嘯き、値上げをするという。それも、
シロアリが集る餌は十二分に温存しておいてだ。人の良い国民は、
疑うことすらせずにお上の言うことだからと端から抵抗の素振り
も見せずに、駆け込み消費に勤しむ有様で何をか況やである。

集団的自衛権の問題も、首相をはじめとした立憲主義の存在や意
味さえ知らない連中が、この際、拡大解釈によって、戦争ができ
る国にするらしい。兎に角、閣議決定してしまい、多数をもって、
国会で、決議し、次の選挙で審判を仰ぐのだそうだ。
今は禁句になっているかも知れないが、敢えて使うとすれば、
“気ちがいに刃物”状態で、過大な力を持ってしまった、軽薄で
幼稚な権力者は恐い。国会答弁を見ていても、追求されると、居
直り、言い返すことのみに無い知能の全てを割き、全く議論とし
てかみ合わないのだ。きっと脳内が単細胞化しているのだろう。

TPP問題は、2月の協議では、合意することなく、安堵したが、
こんな不平等協定の協議からは、一刻も早く退席した方が良い。
米韓FTAをみて明らかなように、日本の国の形が変わるような
不利益を被ることは、火を見るより明らかであり、即刻、協議そ
のものを諦めるべきだが、どうも首謀者の米国よりも早期の合意
にご執心で、アベのリスクの第三の毒矢にTPPが盛り込まれて
いるらしい。とにかく、自民党が公約で示した6項目が守れない
ようであれば、次の選挙は無いものと考えた方が良いだろう。こ
れとて、怒りに繋がる筈の痛みを感じない鈍感な国民が多いのが
悩みの種であるが。

沖縄基地問題にしても、国防上必要だという前提で、沖縄負担の
軽減と称しているが実際には基地の付替だけで、実質的な軽減に
はなっていないし、4千億円を越えるような振興費でもって、選挙
前に知事を買収し、外堀を埋めるような、汚い手をつかってまで、
日米の軍産利権屋に便宜を図っている。もっとも、地元沖縄でも、
基地地主として、補償費をあてにしている者も少なからずいるとは
思うが。こうやってみると、鳩山元首相の県外移転は、日米の戦争
屋に潰されてしまったが正論だったと思う。

靖国参拝問題は、いつまで経っても同じことの繰り返しで、先ずは、
あの戦争は侵略戦争であって、無謀で稚拙な戦略で、多くの国民を
犬死にさせ、敗戦という結末を迎えた現実を真正面から受け止めて、
その反省の上に立って総括をしていないことが原因だろう。
それを、今でもあの戦争の正当性を叫ぶから、世界中から、非難さ
れるわけで、先ずは、河野談話の正当性について、検証するなどと、
馬鹿なことを言わないで、現実を先ず受け止めることから、国民も
始めなければならない。その事は、決して、自虐的なことではない。
しかしながら、国民の6割が安倍の靖国参拝を支持するとの現実をみ
ると、何か、今の閉塞感を戦争などのショックで、リセットされ、
自分の暮らしが、向上するなどと馬鹿な期待をしているわけでもない
だろうが、権力者が優しいことばで、勇ましいことを言っているこ
とに気づかないと、取り返しの付かないことになってしまうだろう。


たまに書くと相も変わらず、愚痴じみた記事になってしまうが、憂鬱
や鬱憤を晴らすべく、思いのたけを書き殴ってみたが、反って鬱積し
てしまい気が晴れない。

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