半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

大雪に思ったこと

2014年02月19日 09時41分33秒 | 日記
先週末の記録的な大雪の猛威を前にしては、為すすべもなく脆弱な
人間の姿が鮮明になっただけだった。

そんなおり、日本で最も時間単価が高い特別公務員で、自ら誇張す
る程に偉いらしい、最高責任者で最高権力者の地位にあるが、幼稚
で未熟な安倍総理が、日本で一番高い天麩羅に舌鼓を打ちながら金
メダリストに日の丸掲揚に対して感謝の電話をしていたことが関係
者への調べでわかった(NHKの常套句(笑))。

あらためて、この大雪で命をおとされた方々のご冥福を祈りたい。

こんな中でも、やはり、人間本来の優しさで、大雪で立ち往生して
いる車の乗員に炊き出しをしたり、避難所を提供したりと、自治体
であったり、小さなコミュテイであったり、あるいは個人が自主的
に救援の手を差し伸べている姿を見て、これが本来の公助であり、
共助なのだと思ったしだいである。あえて、絆などとは呼びたくな
い、暖かい人の繋がりを感じた。「困った時はお互い様」の精神は
今や美しい。

やはり、現場の状況を見て、危険を察知し、即座に生命優先の方策
を講じることは、机上の空論で絵に描いた餅のような政策をつくっ
ている中央官庁や霞ヶ関の連中には現地の惨状は、想像だにできな
いことだろう。

近年、大きいことは良いことだ、寄らば大樹の陰で平成の大合併が
行われたが、箱物だけは大きくなり、それなりの効率化がはかれた
のかも知れないが、それは、国民にかけるコスト、サービスを削っ
ただけの話であって、やはり、重要なのは、血の通った個々人であ
り、結局は、人と人とのつながりであることをまざまざと見せつけ
られた。

何処ぞのお騒がせ市長は、都構想で、器を大きくし、行政の力を強
大にし、住民サービスを削りたいらしいが、器がどう変わろうと、
重要なのは、隣近所からはじまるつながりであり、血の通ったコミュテイ
であることだ。道州制しかりで、為にする行政では、本末転倒である。


今後、この大雪を教訓として、望まれるのは、気象予報の精度向上や
システムの改善、周知体制やシステム、交通制御、除雪方法、等々枚
挙すればきりがないが、何よりも重要なのは、個々人が、先ずは自助
となる危険を感じる感性を日頃から磨いて心づもりをしておくことで
はないか。

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