半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

本年の書き納め

2015年12月30日 10時50分07秒 | 日記
長いと思っていた年末の休みも大掃除や買い物などで終わり今年も余すところ
あと2日である。
拭き掃除、磨き掃除は、自分のくすんだ心を磨くようで好きな作業である。

今年一年も安穏と過ごしていたわけでもないが、実際のところ何をしていたの
か詳細に思い出せないほど日々のできごとが記憶の彼方に過ぎ去った。

とは言え、忘れてはならないのが安倍政権の暴挙の数々である。
政権維持のため、改憲のための国民欺きの政策の数々を腐してみたい。

○アベノミクス
アベノミクスで急激な円安を招き株高を演出し、景気浮揚とマスメデイアを使っ
て嘯き国民を瞞すことなどいとも容易い。日銀が国債を買い支えることで演出す
る好景気、これを止めた途端にアベノミクスは破綻する。

○言論統制
まさに中国か北朝鮮かと思わせるほどの手口は背筋が凍るほどの手口である、政
権の批判的なことを口にするものは名指しで攻撃し圧力を掛け口を封じる。マス
メデイアを支配下におく政権は強く恐いものは一切ない。

○反省しない
原発の再稼働は、川内原発に続いて高浜原発でも再稼働が決定された。そこには
今も終わることのない福島の不幸など無いかのように、人の命よりも経済を優先
する政治に支配された所謂、一切責任など取らない否、取る必要の無い原発村で
構成員である司法が事も無げに認め、カネを求める地元議会が賛成し、国民を危
険に曝す。今も福島の地下ではお湯が沸き、その水蒸気が日本列島を覆っている
と言うのに。

○財閥のための政治
何よりも経済が優先する政策、決して弱者やマイノリテイ-に寄り添うことのな
い政策で一部の大企業である財閥に利益を最大限に導く。法人税の減税、数々の
優遇税制、まともに法人税など払っていない者が税をまけろと喚き、政治献金で
恫喝し減税を認めさせてしまった。その付ツケは、消費増税や社会保障費の削減
で国民に回される。非正規を増やす法律をつくらせて安易に人件費を削ることで
役員や株主の報酬を増やす泥棒経営者。
結果の平等を言うなら儲かった者に相応の負担を強いるのが当然なのに、その平
等と言うのは、逆進性の強い消費増税という薄く広くという魂胆が卑しい。軽減
税率が低所得者対策には一切ならない愚作だろうし、低所得高齢者に3万円付与
するという愚策は、選挙対策というのがあまりにも見え見えで嗤える。

○思いやりの欠片もない強権・恐怖政治
辺野古基地に限らず、沖縄基地問題は深刻な問題である。それでも、今の沖縄の
民意を無視した官憲の強者どもを送り込み問答無用のやり方は本土の国民に対す
るそれとは明らかに違う。
例えば佐賀県にオスプレイを配備する案を地元が反対の声を上げた途端に直ぐに
引っ込めた。
沖縄が14年の選挙であれ程の民意を示したのに歯牙にも掛けず却って憎々しげ
な態度で対応する様は、植民地に対する支配者の態度そのものである。
沖縄基地問題は、沖縄県の問題では無く、日米安全保障を認める8割の日本国民
の問題であり、仮に中国、北朝鮮の脅威を理由とするならば、その脅威を抗する
ためには、本土の国民も応分の負担を負わなければ
道義として筋が通らない問題で、反対する沖縄県民を非国民などと侮蔑している
自分こそが侮蔑される側の人間だと言うことに早く気付いて恥じ入らなければな
らないだろう。
政府側の人間は、最早、銃剣とブルドーザーでもアメとムチなどのごり押しは通
用するわけもなく、取り返しがつかないところに差しかかっていることに気付く
べきだ。

等々、挙げればきりがないが、書き納めはこのくらいにして、来年は皆様にとり
まして、民主的な世の中が取り戻せて平穏な暮らしが戻りますようにお祈りいた
します。
稚拙で独りよがりのブログに一年間お付き合いいただきありがとうございました。
家人が階下で呼んでおります。それでは。(笑)