半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

やはり、おかしくなっている

2014年07月16日 08時08分13秒 | 日記
この異常さに気付かない国民も異常なのだろうか。
09年の民主党が政権を獲ったのは、あの時点では、国民の正常な
判断だったと思う。その民主党が、保身と政界からの放逐をねら
い国策捜査を企みマスメデイアを使って極悪人に仕立てられた小
沢一郎氏、座敷牢に幽閉したことで、まともな政権運営ができず、
国民の期待に応えられなくて、自民党に鞍替えしたことまでは、
まともな判断であったと思う。

しかし、政権が自民党に戻った途端、マスメデイアの安倍自民党
に対する扱いは、民主党のそれと違って、新聞社の輪転機から批
判という二文字は抜け落ちたようでしまった。自民党とそれにま
とまわりつく公明の増長、横暴に対して肯定はすれども、批判は
しない。そして、この政権のシンクタンクで脚本家あり、実働部
隊である、官僚はやりたい放題である。

翻って、国民の側は、惨憺たる状況である。秘密保全法、税と社
会保障の一体改革と嘯いて決定した消費税増税、年金の支給額の
減額、生活保護費の減額や門前払いの徹底、介護保険費の増額、
最近では、アメリカに忠義を若者の血で示す為の集団的自衛権の
閣議決定などは、戦後レジームからの脱却への第1歩にしたいの
だろう。これを暴政と呼ばずしてなんと言う。やはり、これは戦
前・戦後を通じて、人一倍長けた悪智慧で地位、資産を形成した
祖父の岸信介の遺産である資産、看板、地盤を受け継ぎ、エスカ
レーター式に総理大臣に二度までなってしまった男の悲願であろ
う。それにしても祖父の宿痾を受け継ぎ、執拗なまでに今の平和
憲法を改悪させるためには主権者国民などは、歯牙にかけない滅
茶苦茶な憲法違反の馬鹿殿ぶりを5割近い国民が支持していると
言う異常さには、愕然とするのだが。

国政のデタラメぶりに触発されたのか、ことのところの弛緩しき
っている、事件も多い。脱法ハーブや飲酒によるひき逃げ交通事
故死など、自分の刹那的な快楽の果てに、何物にも代え難い、人
の人生を途絶させてしまう行為など、極刑に値する仕業だろう。