半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

一度大きくコケたらいい

2014年01月11日 06時34分26秒 | 日記
経済が、景気がよければそれが全てよいという変な空気が蔓延し、
それがあたかも、自分の暮らしの一大事のごとくに染まってしまっ
ている世の中であるが。

1%と99%とに鮮明に色分けされた今の世に果たして経世済民など
と言うことばが通じるのだろうか。

経済が、袖の下をちらつかせて政治に手を突っ込み、自分たちの思
い通りに労働ルールを創らせ、労働者の奴隷化を進め、本来、労働
者がてにすべき果実を内部留保として蓄財し、再配分には寄与する
ことは嫌う姿はの守銭奴では、まさにカネに餓えた餓鬼の様相であ
る。

ある、中小企業の経営者いわく、トヨタが2兆円の利益をあげる社会
より、2万社が1000万円の利益をあげる社会が住みよい社会であ
ると。まさにそのとおりである。

何遍も言うが、経済と引換にこの国の形を全く違うものにする勢力に
与してはならないのであって、それは、偏狭な個人の趣味的なナショ
ナリズムを支持することで、主権を自ら手放す事に繋がることに、早
く気づかないといけない。

選挙で、経済の好転に期待したかも知れないが、このような、悪法を
創ることまで、負託していない筈だ、そのことに早く気づき、声を出
して行かないと、たかが、一部の巨大企業の増益が景気の復活と信じ
込み全権委任を決め込んでいたら、本当に取り返しのつかない時が来
る。

一度、消費増税を機に一度大きくコケて、政権にダメージを与えるこ
とができたら、世の中の浮かれ気分も一掃されるかも知れない。