半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

この結果を最も歓んでいるのは誰か

2012年12月17日 08時43分34秒 | 日記
週末の深酒も手伝い、何とも胸くそが悪い月曜の朝である。
選挙は、予感があたり身の毛がよだつような結果となった。
マスメデイアが争点を隠し、既得権者にとって都合の悪い
政党は隠し、あるいは、ネガキャンを張り民主、自民、維新
の何れかを選ぶ選挙にしたのが功を奏したようだ。

一票をどう使おうが有権者の勝手であるが、結果としてこの
形を国民が望んだのだから、世の中が荒び、生活困窮者が増え、
自殺者が増えようが自己責任ということだろう。

選択肢は多様であったが、国民は消費税増税を認め、原発再
稼働も認め、TPPも認め改憲も認めたということだろう。
そのようなリスクを敢えて認めた上で、民主に懲罰を自民に
期待をしたと推察する。

何れにしても、強大な権力を手にしたヒットラー気取りの安倍
政権の誕生である。それにしてもあのおちょぼ口から出る出任せ
を否が応でも毎日聞かされる身は辛い。
対中国、韓国、北朝鮮への強行姿勢による影響、改憲、軍隊、
集団的自衛権の行使等々、この三年間さほど憂慮を抱かなかった、
おどろおどろしい言葉が耳に飛び込んでくることとなる。

来年の参院選が過ぎるまでは、強権姿勢は影を潜めているだろうが、
何れは、自民、維新が手を携え、国民の主権を脆弱化させ、軍国化
の足取りを速めて行くような気がしてならない。

結局、この結果を一番に歓んでいるのは、宗主国である米国である
ことには違いない。全てにおいてコントロールし易くなったのだから。
次に官僚やマスメデイアだろう、3年前のでっち上げ事件で、協働で
小沢一郎氏を貶めることに成功し、小沢一郎=極悪のイメージを定着
させて、この選挙で彼の力を削ぐことにまんまと成功したのだから。


ものいへば 唇寒し 年の暮れ(粗茶)