半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

それにしても寒い

2012年12月26日 08時59分48秒 | 日記
サンタクロースが北欧から連れてきた寒波が居座ってしまい
日中でも氷点下に近い真冬日が続く今日この頃である。

小生の子どもの頃のこの時季の楽しみというと何と言っても
スケートであろう。下駄スケートから靴スケートに変わった
頃で、靴スケートを買って貰った晩は嬉しくて抱いて寝たものだ。
スケートリンクは、地区の子供会が大きめの田んぼを借りて
畦の部分に漏水防止の稲藁を施し、水を張って作った。
とにかく、冬はさすがに家の手伝いも無いので、一日中田んぼ
リンクに入り浸っていた。
学校でも、校庭か近くの大きな水田をリンクにして、体育の授業
は、ほとんどスケートだったような気がする。
当時の花形スケート選手といえば鈴木恵一であろう、世界記録を
持ちながらも、オリンピックではメダルには縁がない、悲運の名
選手だったと記憶している。

ところで、都会の学校は既に冬休みに入っているらしいが、山国
のこちら信州はまだらしい、都会の子は夏休みも冬休みも長くて
いつ勉強しているのだろうか。

寒いと言えば、国政であるが、出戻りの投げだし君こと、安倍が
政権に復帰して、マスメデイアが、誰が言い出したかしらないが
アベノミクスだとか言って株価が上がったと言っては歓んでいる。
国土強靱化政策で、膨大な公共投資を行い、景気浮揚効果で税収を
上げ、デフレを脱却するというシナリオを描いているらしい。
とにかく、労働者の可処分所得を増やすような政策を実施しない
ことには、景気が上向くわけがなく、今の大企業の利益の分配方法
をみている限りは、経営者の浅ましいほどのカネの亡者の如き姿を
みている限りでは、労働環境が著しく改善され実態経済が改善され
ことはあまり期待出来ない。

自分の当選だけは確約され、米国の厳命による野田の自爆テロ解散
総選挙で、見事に多くの殉教者を輩出した。この寒空に放り出され
た新人議員の心中は察するに余りあるが、これも自己責任である。
約束を破った張本人達がちゃっかりと当選しているのは、気に喰わ
ないが、増税路線を創った論功行賞で、見えざる手で、当選できた
のだろう。それとも、お人善しの選挙民のお陰だろう。

何れにしても、鳩山氏、小沢氏の例にみるように米国の機嫌を損ねる
ような政策をとることは、政権の転覆を企てられ、短命政権で終わり、
政治生命を絶たれることとなる。
日本を操るジャパンハンドラーズのことは、植草一秀氏のブログに述べ
られているので、一部転載する。

以下転載はじめ
11月14日、米国ヘリテージ財団北東アジア・アジア研究センター
上級研究員のブルース・クリングナー氏が論文を発表した。

副島隆彦研究所の古村治彦研究員がこの論文を紹介されている。

孫崎亨氏はこの内容を「饗宴Ⅲ」で紹介された。

安倍政権が提示している政策は米国の指令通りなのだ。

クリングナーは安倍晋三氏の対アジアタカ派発言を牽制し、これを抑制
する必要があると指摘したが、安倍氏は早速タカ派路線を修正した。
つまりは、米国の「言いなり」なのだ。
安倍氏は前回首相に就任した際、最初に中国を訪問した。これが米国の
逆鱗に触れた。今回は米国を最初に訪問して、臣下の礼を執る。
安倍傀儡政権の発足である。

クリングナー氏が提示した主張の骨子は以下の通り。

①日本政府に、大国としての地位に見合った国際社会における安全保障上
の役割を受け入れさせる。例えば、日本によるシーレーンの防衛強化。
②日本政府による自国防衛と同盟国アメリカの安全保障への防衛支出増大。
③日本の集団的自衛権の行使と交戦規定の採用。
④沖縄の普天間基地代替施設建設への圧力。具体的には辺野古への移設強行。
⑤日韓の軍事的、外交的協力関係の進化。日韓共通の脅威に対応する能力強化。
⑥米韓日3ヵ国の軍事協力深化。
⑦安倍晋三の修正主義的歴史観の封印。

安倍氏の行動は、クリングナー氏の提案に沿っている。

韓国との国境紛争の焦点である竹島について、安倍氏は選挙期間中、「竹島の日」
記念行事を政府主催で実施することを宣言していたが、突如、これを撤回した。

「日本の国益」を騒ぐメディアは、なぜ、安倍政権を批判しないのか。
韓国の選挙もCIAが深く関与したと見られる。
日本と韓国に反米政権が誕生することを米国は最大に警戒する。
2008年に李明博大統領が誕生した。この直後、韓国は米国産牛肉の輸入を解禁
して巨大な反政府運動が広がった。
2008年夏に韓国をブッシュ大統領が訪問したが、この際に、米国の地図委員会が
竹島を韓国領として認定した。韓国の反米化を回避するためだった。
日本の町村官房長官はこれに明確に抗議しなかった。
米国は韓国の親米政権を守ろうとしたのである。
日本政府も竹島問題を重視せず、明確な抗議を示さなかった。

以上転載おわり

これを読むと、様々な事象である‘点’が‘線’で繋がってくることが
理解できる。
まさに、日本は米国の植民地であり、そこに暮らす国民は、奴隷なのである。