私の３８歳～４０歳ころのこと・・

この時期は、長女の人生で最も重要な時期だったと思う。

長女中二のころ、私は言った。「なおちゃん、高校どうする？公立なら○○高校だね。クラリネットどうする？もっとやる？もういいか？」

「もっとやりたい」と長女が言った。「いよーー、待ってましたあ」（内心はうひうひ・・）

それで音大の付属の高校に入れるべく、先生につけるべく、中二の夏期講習に行かせて勉強が始まった。

いろいろ頑張って入試の日、長女は「これで落ちたら先生に悪いな」と言ったが、私は「これで落ちたら承知しないぞ」と思った。

長女の入試の様子をのぞき見した私。会場には１０人くらいの先生方がいてそこの少し高い所で演奏していた。

「う、うまい！・・・」のちにこのことが、音大附属の同級生からばれてしまうことになる。
「奈緒のママ、試験中見ていて【うまいなあ】って言ってたんだよ」って・・・。

長女も今ではママになって、主婦もし、講師もし、演奏家としてもブラスバンドの主宰もやっている。

長女の家の前を車で通るときふと見ると、朝からベランダに洗濯物が干してある。「主婦もちゃんとしちゃってるさあ」と思う私。

なるべく力になりたいと思っているのですよ。

子供３人３様、けっこう気に入ってる。うん、だいぶ３人には楽しませてもらってる。
っていうか、最高な３人である。

もう充分に幸せもらっているし、幸せにしてもらっている。

あとは、自分の健康だけだね。

お金、ないけどね。いいか・・・。

ひと月が、早いね！

今日は１０時から３時まで、大人の方のレッスンでした。その合間に、講師の給料のデータを郵便局に持って行きました。

まさにリレーのごとくのタイミングで動いていました。

そのあとは子守りなので、お肉いっぱいの焼きそばを作っている所に、孫たちが来ました。

「はい、ばあば！」二人はじいじとバアバの絵を書いてくれてました。

９月は敬老の日があったのね。私ももうおばあさんなんですねえ。

お風呂での会話です。

「ばあば、結婚申し込まれたことある？」「あるよ、そりゃあ」

「へえ、だれから？」「男の人よ」

「何人から？」「たくさんいたよ、１０人くらい（ちっとオーバーだな）」

「あたしも申し込まれたよ」「そりゃそうでしょう？ばあばの孫だもの・・」

「イケメンなんだよ」「イケメンなんて大したことじゃないよ」

「でも、イケメンがいいよ」「背が高い人が好きよ、ばあばは・・」

「うちのパパ、イケメンで背が高いよ。ばあば、うちのパパも好きなの？」「うん、好きだよ」

「誰と、結婚したの？」「知らないの？あのじいじでしょ！」

孫には、結びつかないみたいね。

私だって結びつかないもん。