住みたい習志野

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ブログ読者からお薦めの3冊 ①日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか②戦後史の正体③日米地位協定入門

2024-02-19 22:15:45 | エンタメ

ブログ読者の方から、今読むべき本3冊のご紹介をいただきました。

日本はなぜ「基地」と「原発」を止められないのか

日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか

講談社+α文庫 矢部宏治

なぜ日本から米軍基地が無くならないのか?地震国に危険な原発がなぜ無くせないのか?     多くの日本人が持っている疑問に明確に答えてくれるのがこの本です。

戦後史の正体

書籍詳細 - 戦後史の正体 - 創元社

創元社 孫崎 享

更にこの本の中で紹介されている、「戦後史の正体」孫崎亨著を読むと、ほとんどの国民が知らなかった驚くべき真実を知ることができます。
東大法学部を中退して外務省に入り、外国大使を歴任した後防衛大学教授など、で日本の外交の内部事情を知り得た立場の人物です。

 

日米地位協定入門

書籍詳細 - 本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」 - 創元社

創元社 前泊博盛

3冊目は「日米地位協定入門」前泊博盛著
更に詳しく説明された、分かりやすい内容です。
日本国憲法より上位にある法律で、これがある限り辺野古の基地問題はもちろん日本全国の基地問題(騒音、環境汚染、米兵犯罪)は解決しません。また、日米原子力協定というのがあるかぎり、日本がいくら脱原発とか廃炉を主張しても叶いません。
一言で言えば戦後79年間日本に主権が戻ったことは1度も無いのです。ずーっと占領状態なのです。これは政府が好き好んでアメリカに気を使ったり忖度しているだけでなく条文を見ると法的にそうなっていることがわかります。
安保条約があるから何か有事の際はアメリカが日本を守ってくれると多くの人が期待しています。条文を読むとそんな義務はどこにも書かれていません。アメリカの国益の為に日本が協力することしか書かれていません。条約とか協定は普通2国間が対等な立場で結ぶものですが、日米間は違ってます。こんな国は世界中見渡しても他にないそうです。私が危機感を持つのはこの事実をほとんどの国民が知らないということなのです。
一人でも多くの日本人に知ってもらい、私たちが何と闘ったら良いのか考えて欲しいと思います。マスコミは全然ダメで、出版の世界にしか言論の自由がありません。

 

数年前から何冊か本を読んで感じることは、戦後の学校教育では何も本当の事は教えていないということ。政治や法律の事から目をそらし真実を隠蔽するのが為政者の務めだったようです。私を含めた大多数の国民が物質的な豊かさと見せかけの自由に満足して生活しています。でも現実に苦しんでいる沖縄県民や福島の原発の被害者に対する仕打ちを見ると何とかならないものかと思いますよね。
私たちが闘う相手は何なのかを知らないと話しになりません。日本のマスコミは全く機能していません。かろうじて出版とネットの世界だけに言論の自由が許されているようなのでそれだけが救いです。

(追記)

戦争が終わって79年も経つのに外国軍隊が居座り続ける国、日本

安保条約と同時に発効した日米地位協定の内容は日本が完全にアメリカの権益を認め、占領時代と同じ状態を日本国民に強いるものなのです。今は平時ですが、有事の際は自衛隊が米軍の指揮下に入りアメリカの方針に従って行動しなければならない。反戦運動など起こせば自衛隊は自国民に銃口を向けるかも知れません。戦争が終わって79年も経つのに外国軍隊が居座り続ける国は世界中日本以外にありません。イラクはアメリカとの戦争後7年で米軍を完全撤退させました。イランという強大な核保有国と隣接し日本のGDPの50分の1の弱小国にもかかわらずです。フィリピンもマルコス政権が倒れた後のアキノ大統領が米軍基地を撤退させました。そして新たに認めた2つの基地に関してはフィリピン政府の管理下に置き基地内も治外法権ではありません。日本では基地内だけでなく日本全体が治外法権のようなものなのです。詳しくは本を読んでください。腹が立つ話ばかりです。

米軍基地から出る有害物質で地下水が汚染。それでも損害賠償も求めることができないし、日本に制空権もない

最近では首都圏の基地が垂れ流す有害物質で地下水が汚染されていますが、この汚染原を立ち入り調査することも、米軍に損害賠償を求めることも出来ないのです。首都圏に3つも米軍基地があり、制空権がないという異常な状態は独立国としてあり得ないのです。それを許しているのが日本政府と外務官僚の「安保村」(または上級奴隷)と言われる人達です。私たち一般市民は下級奴隷です。

憲法も及ばない聖域、在日米軍

その外務官僚が作成した「地位協定の考え方」という裏マニュアルのような極秘資料が2004年1月琉球新報に全文掲載されました。本土の新聞には掲載されていません。
日米地位協定の考え方 - Wikipedia

これによると在日米軍には法的規制が何もなく日本国憲法さえも無力で行政権も司法権も及ばない聖域であるのがわかります。以上の内容を一人でも多くの国民に知ってもらいたいと思います。知らないことも知ろうとしないことも罪ではないかと考えるようになりました。

(編集部注:米軍基地から出る有害物質Pfasの問題については、以下の記事や動画をご参照ください)

知らなかった!米軍横田基地から有機フッ素化合物PFAS漏出 - 住みたい習志野

 

 

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