住みたい習志野

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軟弱地盤で、「ドローン時代には不要」と米軍も言っている辺野古着工強行。能登地震対策そっちのけの政府

2024-01-11 07:49:18 | オスプレイ、安保、平和

(東京新聞の記事より)

何が何でも?政府の「辺野古」ごり押しエピソード 軟弱地盤なのに調べもせず、「お墨付き」と疑念招くカネ

何が何でも?政府の「辺野古」ごり押しエピソード 軟弱地盤なのに調べもせず、「お墨付き」と疑念招くカネ:東京新聞 TOKYO Web

何が何でも?政府の「辺野古」ごり押しエピソード 軟弱地盤なのに調べもせず、「お墨付き」と疑念招くカネ:東京新聞 TOKYO Web

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)移設に向けて、政府は、設計変更を不承認とした県に代わって「代執行」という手段...

東京新聞 TOKYO Web

 

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古(へのこ)移設に向けて、政府は、設計変更を不承認とした県に代わって「代執行」という手段を取り、辺野古沖に広がる軟弱地盤の改良工事を強行した。

◆地盤強度、別地点のデータから推計

辺野古沖の地盤改良の工事は難工事が指摘されている。
辺野古沖では、軟弱地盤が最も深いところで海面から90メートルの深さにまで達しているからだ。90メートル級の地盤改良工事は世界でも例がない。
にもかかわらず、防衛省は、軟弱地盤が最も深い「B27」地点の地盤強度を調べないまま設計変更を行い、地盤改良工事を進めようとしている。
B27地点には巨大な護岸が建つ。地盤の強度が足りなければ護岸が崩壊する恐れもある。
沖縄県が、防衛省の設計変更を不承認とした主な理由も、最深部のB27地点で地盤強度を実測していない点にある。

防衛省は、B27地点の地盤の強度を実測せず、なぜか最大で750メートル離れた他の3地点のデータから強度を推計して設計している。再調査を求める声が国会でも出ているが、防衛省は応じていない。
辺野古工事を検証している新潟大の立石雅昭名誉教授(地質学)は、「リスクの高い地点なのに調査しないほうが不自然。意図的に避けているとしか思えない。技術検討会は、政府にお墨付きを与えるためだけにあるのか」といぶかる。

◆受注業者からお墨付き委員に800万円

防衛省が「B27地点で実測せずとも問題はない」とする根拠が、設計変更に当たり、助言を得た技術検討会の委員の意見だ。
地盤などの専門家である技術検討会の委員らは「近傍の地点から強度を推定する方法は間違ったものではない」と防衛省の見解を支持。設計変更にお墨付きを与えた。
ただし、技術検討会の委員らの意見には、客観性や公正性の点から疑念がぬぐえない。
 
設計変更にお墨付きを与えた委員の一部が、辺野古関連工事の受注業者から奨学寄付金を受け取っていたからだ。
受注業者からの資金提供の金額は、本紙の情報公開請求で判明しただけで、2019年9月の委員就任までの5年余りで3人が計570万円、就任後も2人が計230万円に上っていた。
技術検討会委員への資金提供について、木原稔防衛相は国会で追及されると、「各委員の研究活動が、技術検討会の議論の公正性、中立性に影響があるものと考えていない」と反論した。
設計変更に向けた産官学の密接ぶりは、資金提供だけではない。
技術検討会の委員の中には、辺野古工事の設計を請け負った業者の社内検討会議のメンバーに名を連ねていた人もいた。辺野古工事に当たって、1年余りにわたって業者に指南していた。
公共事業に詳しい専門家は「まるで出来レースだ」と、設計変更の決定プロセスに疑問を投げかける。

◆膨らむ工事費、既に4000億円以上

辺野古工事では、軟弱地盤の改良工事が手つかずの2022年度末時点で、既に4312億円が投入されている。
一方で工事の進捗を見ると、事業全体の埋め立て土量2020万立方メートルのうち、4年余りで埋め立てた量は14%。しかも、これまで埋め立ててきた場所は、工事がしやすい水深の浅い海域だ。
 
防衛省は4年前、軟弱地盤対策のため総工費を9300億円に引き上げた。
難易度が高く、かなりの費用がかかると見込まれる軟弱地盤の工事が始まってもいない時点で、すでに総工費の半分近くを使い切ったことになる。
当初、防衛省は新基地建設の総工費に関して、政府は「少なくとも3500億円以上」と見積もっていた。
辺野古沖の埋め立て予定地の海底に軟弱地盤の存在が明らかになると、地盤を固める大がかりな改良工事のため、総工費を2.7倍の9300億円に引き上げた。工期も当初5年と見積もっていたが、設計変更の承認後さらに9年3カ月かかると見直した。大幅な設計変更に、当時の河野太郎防衛相は「無理のない工程だ」と強調していた。
「事業進捗からすると、2兆をも超えて3兆も超えるかもしれない」。これまで国会でも、工費膨張の恐れは、たびたび指摘されている。ただし、国会の質疑を見ても、政府が「これから幾らかかるのか」との問いに正面から答えた形跡は見当たらない。
防衛省は2023年度、辺野古関連で631億円(歳出ベース)を計上。2024年度予算案にも、軟弱地盤工事着手を見越して予算を盛り込んでいる。
辺野古予算は底なしの様相を帯びている。
 
◆米軍も疑問「ドローンの時代に不要」
日本政府は「米軍普天間飛行場返還には、辺野古移設が唯一の解決策」と繰り返してきた。しかし、米軍内部からは、政府の主張を覆すような発言が聞こえてくる。
2023年11月、沖縄に駐留する米軍が開いた報道機関向けの説明会でのことだ。
沖縄の地元メディアの報道によると、報道陣に対し、米軍幹部が滑走路の長さなどから「軍事的な観点では(辺野古よりも)普天間の方が優れている」と発言。辺野古沖の軟弱地盤についても「修正できなければ軍事的な影響を与える恐れもある」と述べたという。

前泊博盛・沖縄国際大教授(安全保障論)も、米軍側から辺野古移設への疑念を耳にしている。

「(辺野古新基地は)何のために造っているのか。ドローンの時代には使えない不要な基地だ」。2023年3月、新基地建設の視察に訪れた米軍幹部が、周囲にこんな言葉を漏らしていたという。
この「辺野古不要」発言を在沖縄米軍関係者から聞いたという前泊教授は、軍事的合理性の観点から「司法判断の前に、四半世紀前に計画された新基地建設は防衛政策上、今も有効なのか再検証は必要」と説く。
「世界一危険な普天間飛行場の危険性除去」を理由に辺野古新基地の建設が進められてきたはずだが、20年以上たっても「普天間」の危険性は放置されたままだ。
その普天間飛行場では、滑走路のかさ上げや兵舎整備などが加速している。前泊教授は「普天間飛行場は返還どころか恒久使用に向けた整備強化が進んでおり、政府の主張は矛盾していないか」と指摘している。

辺野古の軟弱地盤 辺野古沿岸部東側の埋め立て予定地の海底に、「マヨネーズ並み」と評されるほどの軟らかい粘土層が広がっている。最深で海面下90メートルにまで及ぶ。防衛省は2015年に軟弱地盤の存在を把握していたが、その事実を伏せてきた。政府が存在を認めたのは、土砂投入を始めた翌月の19年1月。防衛省は「地盤改良すれば建設可能」として、大幅な設計変更を行った。県は承認せず、国との間で法廷闘争に。国は知事に代わって変更を承認する「代執行」の手段を取り、地盤改良工事に着手した。地盤改良は、海底に約7万本の砂くいなどを打ち込み、地盤を固める。予定通り工事が進んだとしても、普天間返還は30年代半ば以降となる見通し。

 
 

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習志野自衛隊基地での8カ国多国籍軍訓練に反対

2024-01-07 16:07:50 | オスプレイ、安保、平和

習志野自衛隊基地での8カ国多国籍軍訓練に反対

1月7日に予定されていた、習志野自衛隊基地での8カ国(日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、オランダ、インドネシア)+カンボジア(オブザーバー)の「多国籍軍戦争訓練」に反対し、市民団体や政党の皆さんが6日JR津田沼駅頭での宣伝活動と習志野自衛隊での訓練中止の申し入れを行いました。

(宮川敏一さんのX:旧ツイッターより)

(朝日新聞の記事)

陸自、千葉で降下訓練始め 防衛相「同盟国との連携示すことは重要」:朝日新聞デジタル

陸自、千葉で降下訓練始め 防衛相「同盟国との連携示すことは重要」:朝日新聞デジタル

 陸上自衛隊の習志野演習場(千葉県船橋市、八千代市)で7日、第1空挺(くうてい)団を含む8カ国の空挺部隊による「降下訓練始め」があった。昨年も参加した米英に加え、仏...

朝日新聞デジタル

 

 

 

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アメリカの映画監督ら外国の400人が辺野古移設に反対声明

2024-01-06 21:28:46 | オスプレイ、安保、平和

(共同通信の記事より)

辺野古移設に著名人らが反対声明 ストーン監督ら各国の400人

辺野古移設に著名人らが反対声明 ストーン監督ら各国の400人 | 共同通信

辺野古移設に著名人らが反対声明 ストーン監督ら各国の400人 | 共同通信

【ワシントン共同】米映画監督オリバー・ストーン氏をはじめとする各国の著名人や識者、平和活動家ら400...

共同通信

 

米映画監督オリバー・ストーン氏をはじめとする各国の著名人や識者、平和活動家ら400人以上が6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する声明を連名で発表した。「沖縄の自己決定権を支持する」と表明し、日本政府が沖縄県に代わり工事の設計変更を承認する代執行に踏み切ったことも批判した。

 声明は移設に向けた動きを「沖縄県民の大多数が反対しているのにもかかわらず、日米両政府は辺野古の埋め立てにこだわり、かけがえのない生態系を無謀にも破壊している」と非難した。

オリバー・ストーンと沖縄 —語られなかった物語 (ジョン・ミチェル) Jon Mitchell: Oliver Stone on Okinawa - The Untold Story (Asia-Pacific Journal: Japan Focus)

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辺野古埋め立て、国の「代執行」迫る。マヨネーズ状の地盤のため何十年たっても完成の見込みがない辺野古基地に約1兆円の愚策!

2023-12-30 22:16:45 | オスプレイ、安保、平和

(TBS「報道特集」より)

「沖縄を馬鹿にするなよ!」繰り返された国と沖縄県の法廷闘争、民意置き去り 苦悩の歴史

「沖縄を馬鹿にするなよ!」繰り返された国と沖縄県の法廷闘争、民意置き去り 苦悩の歴史【報道特集】 | TBS NEWS DIG (1ページ)

「沖縄を馬鹿にするなよ!」繰り返された国と沖縄県の法廷闘争、民意置き去り 苦悩の歴史【報道特集】 | TBS NEWS DIG (1ページ)

12月20日、国が沖縄県に変わり手続きを執行して辺野古の埋め立てを進めようという「代執行」裁判の判決がありました。繰り返された国と県の法廷闘争。そこに見えるのは、民...

TBS NEWS DIG

 

12月20日、国が沖縄県に変わり手続きを執行して辺野古の埋め立てを進めようという「代執行」裁判の判決がありました。繰り返された国と県の法廷闘争。そこに見えるのは、民意が置き去りにされてきた苦悩の歴史です。

辺野古埋め立て 「国の代執行」認める判決

辺野古新基地建設をめぐって、大きな節目となる代執行訴訟の判決。
その日、沖縄を包んだ、降りしきる雨と冷たい風の中で、県民は待っていた。

判決は、国の主張を全面的に認め、その受け入れを命じる、沖縄県にとって厳しいものだった。

「沖縄を馬鹿にするなよ!」

名護市辺野古は、オスプレイも離着陸する世界一危険とされる普天間基地の移設先だが、2019年に行われた埋め立ての賛否を問う県民投票で、反対が投票総数の7割を超えた。

▼賛成 19.0%
▼反対 71.7%

計画では、およそ152ヘクタール埋め立てられ、V字滑走路は1800メートルに及ぶ。
その先端部分である大浦湾で、マヨネーズ状と言われる軟弱地盤が見つかり、国は、県に地盤の改良に必要な設計変更を申請。それを沖縄県が承認せず裁判となったが、最高裁で県の敗訴が確定した。

それでもなお承認しない県に代わって、国が承認を執行しようと玉城知事を提訴したのが今回の代執行訴訟だ。

玉城デニー沖縄県知事
「住民の意思に沿って行政を行い、その行政権限を国は奪ってはならない。そう書いてあるのが憲法の地方自治の本旨なんです。それを話し合いもせず、言うことを聞かないから『お前は退いてろ』と言わんばかりに権限を取り上げて、我々の未来を埋め立てようとしている」

歴代沖縄県知事 抗いの歴史

沖縄が地方自治のありようを最初に問うたのは、28年前に遡る。

1995年、当時の大田昌秀沖縄県知事は民有地をアメリカ軍用地として強制使用するための手続きである代理署名を拒否し、村山総理に訴えられた。

大田元知事(2016年6月取材)
「今考えますとね、日本政府に橋本総理や梶山官房長官のようにですね、沖縄問題について理解のある方々がいればね、少しは良くなるんですが、全くそれがないですね、残念ながら」

そう語ったのは、大田氏が亡くなる一年前のこと。そのころ、同じように国と法廷闘争に入っていたのが翁長雄志前知事である。

前任の仲井眞知事による辺野古埋め立て承認(2013年12月)を、翁長知事が取り消した(2015年10月)ことで、国は代執行によって承認の状態に戻そうと提訴した。

翁長知事(2015年11月)
「沖縄県民にとっては、銃剣とブルドーザーによる強制接収を思い起こさせるものであります。埋め立ての承認および取り消しの審査権限は沖縄県知事にあります。政府から私が適法に行った承認取り消しを違法と決めつけられるいわれはありません」

大田氏以来の国に提訴された知事の陳述は、19年の時を超え同じ訴えだった。

その後も国との裁判が繰り返される中、翁長氏は、2018年、病に倒れた。

妻・樹子さんは、知事に当選した夜の翁長氏の言葉を、今も忘れないでいる。

翁長知事の妻・樹子さん
「国は言うことを聞いてくれない。たぶん裁判所も僕たちの味方にはなってくれない。じゃあ、どうするか。闘う姿をみんなにみてもらうしかないわけ。必死になって抗う姿を県民と全国民と全世界に見てもらうしかない。政府に押しつぶされる姿をみんなに見てもらう、これしかないなと」

それでも、後を継いだ玉城知事は、再三にわたり対話を求めてきた。

玉城知事
「政府が誠意をもって県と対話による協議で解決を図ろうとしたのは橋本政権のころだと思う。翁長知事、および私の現在においては、政府のそういう姿勢、つまり問題を解決しようという姿勢での対話協議を行っているということはない」

翁長氏も、沖縄に対する政権の姿勢をかつてと比較し嘆いていた。

翁長知事の妻・樹子さん
あの方(橋本元総理)たちは、本当に古い沖縄を、戦前・戦中・戦後の沖縄をよく知って下さっていて、結局やることは今の政府と変わらない。けど、その苦しみを知ろうとして下さる姿勢があったから我慢ができたって、翁長は言ってたの。今の方たちはそれが一切ない。日本全国、それで助かるんだから沖縄にあって当たり前だろうと。あんなふうに一緒に苦しんでくださって、申し訳ないと本当に思って下さっているのがひしひしと感じられるから、同じことをするのでも我慢できたんだよって言ってたの」

辺野古埋め立て 民意と公益

「国による代執行を許さない」「沖縄を再び戦場にさせない」。辺野古問題のみならず、南西諸島の軍備増強に危機感を抱く沖縄では、県民集会が相次いでいる。

大浦湾のすぐそばに暮らす渡具知武清さん。声を上げ続ける意義をこう話す。

渡具知武清さん
「まだまだ足りないっていうのが元にあるんだけど、力不足もあるし、一人じゃどうしようもできないから一緒に頑張ろうねと団結もできるし」

当初2300億円とされた総工費予算は、現在9300億円。すでにその半分近くが使われ、さらに費用が膨らむ可能性が指摘されていることに、妻・智佳子さんは憤る。

渡具知智佳子さん
「もっと他にいい方法があるんじゃないのっていうのに耳も貸さないで、ここが唯一って言って、どんどんみんなの税金をつっこんでいくっていうのは、日本の政治って何かなと思います」

判決
「歴史的経緯等を踏まえれば、沖縄県民の心情は十分に理解できるところではあるが、法律論としては公益を当然に考慮しうるものとはいい難い」

判決は民意を公益と認めなかった。

年明けにも、この海を埋め立てる工事が始まる。今後、最高裁で県が逆転勝訴しない限り、工事は止まらない。

せやろがいおじさん、ばかげた辺野古工事を笑い飛ばす - 住みたい習志野

最高裁は政権の言いなり?こんなばかげた辺野古工事を認めた司法。沖縄の民意はどうなる? - 住みたい習志野

深い所では90メートルの、マヨネーズ並みの軟弱地盤。工事をやるとすると7万本もの杭打ちが必要だが、これまで水面下70メートル以上については、施工の実績がない。

地震のリスクが高い2つの活断層もある

浅いところと深いところの両方を埋め立てるために不同沈下(場所によって沈下の度合いが違う)が起きる。仮に基地が完成したとしても、しょっちゅうこの地盤沈下分を埋め立て続けなければならないので、天文学的な費用がかかるし、そもそも永遠にあちこち埋め立て工事を続けなければならない基地など世界のどこにもない。基地としての使用が無理なことは明らか。

万博の費用が当初の2倍近くに膨れ上がっていることが問題になっていますが、辺野古の場合約4倍にふくれあがっており、完成までに、少なくともあと12年かかる。

こんな採算の合わないばかげた計画に沖縄県民が反対するのは当り前だし、そのための膨大な税金を湯水のようにムダ使いして国民を苦しめる岸田政権に本土の人間こそ怒らなければいけないのではないか?

 

 

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習志野自衛隊、「戦争」を見せつける多国籍軍合同訓練の中止を求めます(市民ネットワーク千葉県)

2023-12-29 11:25:53 | オスプレイ、安保、平和

(市民ネットワーク千葉県からのお知らせです)

 

抗議行動へのご参加をお願いします。
「戦争」を見せつける多国籍軍合同訓練の中止を求めます
1月6日 13時~14時 JR津田沼駅北側デッキでのリレートークと情宣
     15時 習志野駐屯地正門前で中止を求める要請行動
     主催:市民ネットワーク千葉県


毎年新年に行われる陸上自衛隊第一空挺団の「降下訓練始め」は、来年は1月7日です。
2017年度から常態化した米軍の参加は、今年になってイギリス軍とオーストラリア軍も参
加し、来年度はここにフランス軍、ドイツ軍、カナダ軍、オランダ軍、インド軍も加わる
予定です。
まさしく自衛隊も含め9か国の「多国籍軍」が市民生活の目前で「戦争」を見せつけるこ
とになります。以前から国外ではこのような合同訓練は頻繁に実施されていますが、周囲
に100万人の市民が暮らす市街地の中で、一般市民にも現場を開放して行われるのは、こ
の習志野演習場での「降下訓練始め」のみです。
私たち市民ネットワーク千葉県は、「地域から平和をつくる」活動を続けてきた政治団
体として、米軍が参加を始めてから毎回中止を求める行動を続けてきました。今回一気に
参加国を増やしたことは、私たちに中国や朝鮮民主主義人民共和国の脅威を煽り、戦争へ
の危機感を醸成する意図があらわです。そして今年度よりの無駄な大軍拡予算を強引に既
成事実とするものでもあります。
また、習志野演習場は自衛隊の降下訓練場としては日本一狭いものです。住宅密集地の
中にあり、すぐそばを交通量の多い国道も通っています。大型航空機を使用しての降下訓
練が、極めて危険なものであることは言うまでもありません。
今回はこれまで以上に強い抗議の思いとともに訓練の「中止」を求める要請を行いま
す。
上記の日時での行動にぜひご参加をお願いします。リレートークではご発言もいただけれ
ば幸いです。要請行動には独自の要請文をご用意頂いて共に抗議しましょう。
どうぞよろしくご検討ください。
2023年12月25日  市民ネットワーク千葉県 共同代表:川口絵未 
                             伊藤とし子 
                             岩崎明子 
 ※本行動へのお問い合わせは、090-3509-8732 Mail:hiro.steiner@icloud.com
         までお願いします。 

(編集部より)

イラクへの多国籍軍(米軍主体の軍隊:イラクから見れば「侵略軍」)の攻撃により何十万人ものイラク人の命が奪われましたが、自衛隊の参戦についての政府見解は以下のとおりでした。

 平成十六年六月一日の参議院イラク人道復興支援活動等及び武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会において、秋山内閣法制局長官は我が国の多国籍軍への参加について、一般論として多国籍軍の目的・任務に武力の行使を伴うものと伴わないものと両方があるという前提で、「我が国として、当該多国籍軍の業務のうち武力の行使を伴わない業務に限って、他国の武力の行使と一体化しないことが確保される形で行うことが認められる、かつ我が国として活動が期間を通じてそのことが確保されるというような仕組みがある場合に、我が国としてこのような態様の下に多国籍軍の活動に加わることが否定されるものではないと考えます。」と発言しています。

ところが、今、台湾有事(日本の米軍基地を守るために自衛隊が中国と戦争!)が叫ばれる中、ついに多国籍軍(米軍主体の軍隊)が習志野自衛隊基地に集結して軍事演習を行う、という、危険極まりない戦争挑発が行われようとしています。

日本が「いつか来た道」に向って、坂道をころげるように暴走を始めました。

習志野自衛隊に「多国籍軍」が集結し、戦争挑発!武器開発!裏金づくり集団が勝手に戦争を始めている。 - 住みたい習志野

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(BBCニュースより)日本、アメリカにパトリオット・ミサイル輸出へ「防衛装備移転三原則」を改定日本、アメリカにパトリオット・ミサイル輸出へ「防衛装備移転三原則」を改...

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