12.07.19富士の山

投★きらきらと空に光れる雲の峰
★滴れる森従えて富士の山
★カヌー漕ぐ櫂の響きや山の湖◎



好きな句　☆梅雨明けの雲湧く果てや日本海/小川和子　梅雨も明けて小型の雲の峰がいくつか湧き出しています。その雲の向こうの日本海に思いをはせて、力強く広い景を詠まれた好きな句です。啓一

お礼　栄太郎さま　☆校門に向日葵並び児を迎う/の句をおとり上げくださり、素晴らしいコメントを誠に有難うございました。デイケアに通う途中の校門前で、仰る通りの景が車窓から眺められ、何時も感動と元気をもらっております。啓一


今日も晴れて暑い日。デイＫの弟さんは庭の草刈りもせず、のんきな独り身で、．毎年６-７月には車でぷらりと２-３週間北海道へ出かけるそうな。地元の人が行く店は美味しいので愛用している。”お帰り”、と出迎えられたりする由。時には九州であったり、北陸であったりとか。

7/15～21秀句
★カヌー漕ぐ櫂の響きや山の湖/河野啓一
山の湖でカヌーを漕ぐ櫂の音のみが響く静けさ、そして涼しさ。静・涼を合わせて感じさせてくれる。（高橋正子）

・カヌー干すカレーは次の日もうまい/山本順子（季語／カヌー）坪内年典

12.07.18西瓜切る

★西瓜切る賽の目に切る紅き味
★校門に向日葵並び児を迎う
★夏料理涼しき色や京の味

*潮騒を聞いてまどろむ海の家/河野啓一☆　海水浴の喧騒から付かず離れずの距離をおいて、涼しい風にうとうととする。遥かな波音、ゆらめく夏の光。季節の移ろい、遠い思い出。宏


お礼　宏さま☆潮騒を聞いてまどろむ海の家　をおとり上げくださり、素晴らしいコメントを誠にありがとうございました。今更海水浴ではありませんが、夏が来るたびに思い出します。啓一

好きな句★ゆうすげに月まだ淡くありにけり/高橋正子　写真も拝見いたしました。薄黄色の百合に似たゆうすげは賑やかな山野草の一つですが、「ゆうすげ」の語感と「月まだ淡くありにけり」の措辞がぴったりの風情で、大変魅力的な御句かと存じました。啓一


★雲海に沈みし谷や奥丹後　の句を今日の俳句にご紹介くださいまして誠に有難うございます。雲海の下は想像するだけですが、豊かな緑があるのだろうなと思いました。

鑑賞
★漂白されすずしき食器となりいたり　　正子
食器洗い機を使われた時の印象を描かれた御句かと想像しました。洗剤を添加してスイッチオン。一夜明ければそこにはピカピカの白い食器が並んでいる。「すずしき食器となりいたり」の措辞から、そんな風情と光景が伝わってきます。

12.07.17初蝉

投句★一斉に初蝉の声空晴れて*光子
★潮騒を聞いてまどろむ海の家*泰與、宏
★松生うる浜に明るき砂日傘


@ 好きな句　★天窓の青き明かりや炎暑来る/桑本栄太郎　梅雨明けと同時に炎暑がやってきました。今日は３５度を超えるような酷暑の地もあったとか。その中で「天窓の青き明かりや」の卓抜な措辞にほっとした涼しさを感じ、救われる気持がいたします。啓一

初蝉を聴く。３丁目の松本氏の家の前でも。緑地公園では今朝、高槻では２日前とか。地方、地域、町内でまるで示し合わせたようだ。　　初蝉や示し合わせて一斉に/啓一

12.07.15浮き輪

★打ち寄せる波に乗りたる浮き輪かな
★澤蟹の夕日に鋏振りかざし
★木陰から木陰へと舞う夏の蝶
・打ち寄せる波のまにまの浮き輪かな--どちらのものか？

@好きな句　★朝市にあふれる色の夏野菜 /古田敬二　夏野菜出荷の最盛期ですね。賑やかな朝市の様子が想像されます。啓一

@kakan52
@kakan02 好きな句★蓮ひらく薄くれないの花びらを/高橋信之　夏の早朝、ぽっかりと開いた蓮の花が目に浮かび、暑さを忘れさせていただきました。爽やかな御句です。啓一

昨日は９月号の校正。巻頭句の中に「鮎の宿」が採用になったのと、以下１０句が１５頁目にに載せて頂けることになっている。正直に大喜びする。

昨日と変わらぬ暑さ！今日は海の日、祝日で病院も囲碁も休み。、くつろいで朝寝するが、それにしても暑い。

尚子から土佐土産を送ってくる。マイルがたまったので高知へ２人で１泊旅行をしてきたそうな。続いて綾部と南海住宅さんからお菓子が届く。Ｏさんから和歌山の桃を頂戴して、いつもながら恐縮。

12.07.14青鷺

投句★青鷺の塑像のごとく池の朝
★梅雨空に烏鷺戦わす音のして
★この水槽目高飼うには大き過ぎ

好きな句　★今日もまた好きな方へとかぼちゃ蔓/古田敬二　「蔓」３題、夫々教えられました。中でも、「好きな方へと」のユーモラスな味わいが素晴らしいと思いました。啓一

デイＡの玄関先でばったり奇跡的にＤｒ.Ｎにお目にかかる。夫人の見舞いに来られた由。軽い脳出血で入院したりしていて、ほとんど良くなったのだが、車は止められたそうな。Ｉ先生ほか皆さんによろしくとのこと。

12.07.13涼

★渓流に苔むす岩の涼しさに
★木下闇潜り来れるせせらぎの音
★瀬戸内の醤油の香り宅急便


好きな句★夏深し友の荷に地酒詰められて/小川和子　ご友人からの宅急便を開ける楽しみ。地酒の味も素晴らしく、爽やかな夏ですね。啓一


蒸し暑い梅雨空が続く。九州の豪雨は大分、熊本、鹿児島、何処も大変なようだ。改めて、無難な土地に住む有難さに感謝する。朝から28度、70％で、どうしても句作は涼しい渓流などに傾く。

12.07.12真桑瓜

★青蔦のゆらり古木を空に伸び
★若竹の園は生駒の山裾に
★付き合いはまろやかなるが良し真桑瓜

好きな句★雨運ぶ風が揺らせるのうぜん花/多田有花　のうぜん花が雨の中でも鮮やかに咲きはじめました。「雨運ぶ風が揺らせる」の措辞が素敵です。蔓の伸び出している様子も花の色も目に浮かんできます。啓一

12.07.11植田

★梅雨晴れて朝の木漏れ日きらきらと
★青空を映して山の植田かな○
★蛍火を見下ろし流る天の川

v 好きな句★葉は眠り花は目覚めて合歓の花/多田有花　平明に合歓の花の生態を言い止めておられ、大いに教えられました。有り難うございました.


@kakan53 御礼小口泰與さま☆雷雲の去りて生駒は晴れ渡り　の句をおとり上げ下さり、素敵なコメントを誠に有難うございました

12.07.07滝の茶屋

★合歓咲いていま森の辺に朝が来る
★雷雲の去りて生駒は晴れ渡り小口氏
★坂道を上りつめれば滝の茶屋

好きな絵と句　【934】七月や山を離れる暁の雲/多田有花　　なんという素晴らしいタッチと色彩でしょう。御句もこの雰囲気ににぴったりとマッチしていると思いました。啓一

日差しは強いがからりとして梅雨晴れ間。具子の発案で赤穂の予約が取れたので変更する。浩と泰介にメール。

12.07.09七夕句会後記

★あおあおと稲匂いきて青田波○
稲が育ってはや波打つようになってきました。そこに風が通っていきます。風が運ぶ青い稲の香り、間もなく梅雨明けです。（多田有花）
稲苗ももうずいぶん大きく育ってきて、青く逞しい葉を風になびかせているのでしょう。そして稲からは「あおあおと」した匂いが流れてきます。瑞々しい田の風景です。（小西　宏）


高橋信之先生、正子先生、第14回フェイスブック句会をありがとうございました。スタッフの皆様方大変お世話になりました。
・「青田波」の句を入選句にお選び下さり誠に有難うございました。
・同句に嬉しいコメントをおつけ下さいました多田さまと小西さま、貴重な選を頂きました高橋亜紀彦さまに深謝いたします。
・また「七夕色紙」、「お花畑」の拙句にそれぞれ選を頂戴しました井上さま、小口さまに厚くお礼申し上げます。

昨日は浩宅に”豊作”のとうもろこしをみにいった。最近読んだ「ファインマンさん困ります」を紹介しておく。結構草臥れて、今朝はよく眠れた、

久しぶりに、スカッと晴れて、むやクリニックと中埜医院へ。月曜日故どちらも混んでいて、2時前までかかり、また草臥れる。Ｔ
さんは断っておく　．

浩宅で話題になったスペースシャトルの事故は、調べてみるとやはり2回だった。

①1986年1月チャレンジャー号、打ち上げ73秒後に分解し7名犠牲。推定原因はＯ-リングの不備。
②2003年2月コロンビア号、28回目の地球帰還。大気圏突入時時に爆発、落下。やはり７名。打ち上げ時の耐熱パネルの損傷が原因。
どちらもＮＡＳＡの事情による事故原因の過小評価と対策放置が原因のようだ。お役人の不作為の罪！　わが国でもよくある話だが、原発の案全対策でもわが国では全く同じ風潮が感じられ、心配でならない。