08.6.14父の日

父の日や寡黙でありし人想う
父の日や面影似たり吾が老境
梅雨晴れ間今年は強く生きてゆく

具子は国画会の展覧会とやらに出かけて留守。アリスから戻って、電話番をしながらパソコンに向かう。塩江の景は評判がよいようだ。絵と同じで先ず具象が基礎になる。
父の日を控えて浩から電話が入る。

08.6.13五月晴れ

花苗の色とりどりに五月晴れ
五月晴れ山暗くして渓白し
扇子一本持ちて出かける梅雨晴れ間

五月晴れベランダ園芸花盛り

今日も朝から絶好の晴天。紫陽花、ブルーサルビア、つりがね草、紫露草--。この時季は青い花が多いね、と家内が言う。彼女はつくも公園の黄菖蒲の池に通って８号の油彩を一つ仕上げてご機嫌。そういえば花菖蒲も紫色だ。塩江の景を詠んだ１句に音次さんから評をいただき嬉しい。「雨止みて瀬音も高き木下闇」そのとおりだった。

6.12河鹿

四国路の鄙の山蔭夕河鹿
河鹿鳴くせせらぎの水汲み帰る
雨止みて瀬音も高き木下闇

昨日の３句を推敲し少々変えることに。今日は梅雨の中休みとか、好天気。N先生に白番中押負け。中盤のケアレスミス。先週もそうだった。塩江の夜を思い出す。

08.0611雜詠

冷奴青紫蘇敷きて鎮まりて
茄子漬の嬉しき色や朝の膳
庭隅に色淡きかな釣鐘草

讃岐路の鄙の山蔭夕河鹿
雨上がり瀬音も高き木下闇
砂防ダム工事進みて梅雨に入る

庭隅の吊鐘草が淡いむらさき色で咲いている。濃紫も良し淡紫色も良しだ。システムキッチンの見積もりに昨日来た業者が何故か胡散臭い感じで、気になる。
塩江の夏の季節を思い出して一句詠む。

08.6.09あじさい

外つ国のあじさい白く咲き出でぬ
紫陽花や雨けむる日の信号灯
ジャスミンの白に目覚めし雨上がり
朝顔の双葉をそっと移し替え

Tさんが来て碁を囲む。今日は圧勝２局、惨敗1局。キッチンの改造案見積もりに来る。楽天マー君は今日は中日にやられたようだ。

08.6.07当季雜詠

若き日の君想いけり睡蓮花
雨止みて蛍袋のうすあおく
野萱草緑の中に濡れて咲く

紡錘糸紡ぎ露草梅雨に入る(昔の静生物学実習・細胞分裂を思い出して）
文月や紫露草深き色
露草や露の宿りてころがりて(季語よしては９月）
今日は梅雨の中休み。北摂五輪会から喜寿の祝いとて1万円を送ってくる。来住さんから作品展の案内が来る。7/1よりいつものぎギャラリーで。