河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

黄砂

2007-04-04 10:33:22 | Weblog
埋もれし歴史を残し黄砂飛ぶ
土降りて見知らぬ国を思いけり
遥けくも旅し黄砂はわが門に

蒲公英の種ふわと浮き空の詩
きらきらと緑ちりばめ公孫樹

昨日はボランティア仲間の同級会があり、心斎橋までタクシーで往復。御堂筋のいちょう並木は芽吹きが始まった樹、これからの樹など様々。
 黄砂は相変らず。ゆかりなく中学(旧制)の校歌を思い出す。♪「黄塵はるか隔てたるここ城南の別天地--」 今は昔。

2 コメント

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土降る (大山 凉)
2007-04-04 21:35:31
土降りて見知らぬ国を思いけり
遠き大陸から偏西風に乗って、降る黄砂
どんなところから旅を来たのだろうと想像をしてしまいます。
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お礼 (河野渓太)
2007-04-05 17:06:51
大山涼さま
「土降りて」の句にありがたいコメントをいただき厚く御礼申し上げます。今後とも宜しくお願い致します。
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