櫻花清らに咲きて色濃くて
街角を曲がれば枝垂桜あり
登り来て峠のさくら海の青
雪山を遠く望みて里桜
吉野山煙雨にけむる山桜
伊吹山やまなみ遥か尾根の花
山野草の撮影を趣味にしている友人Y氏から立派な写真集が送られてきた。コロタイプ印刷の本格的なもの。俳句のコメントの要領で早速礼状を出す。
家の近所、千里北町は昨日今日一気に開花し、五~七分咲きのところも。
街角を曲がれば枝垂桜あり
登り来て峠のさくら海の青
雪山を遠く望みて里桜
吉野山煙雨にけむる山桜
伊吹山やまなみ遥か尾根の花
山野草の撮影を趣味にしている友人Y氏から立派な写真集が送られてきた。コロタイプ印刷の本格的なもの。俳句のコメントの要領で早速礼状を出す。
家の近所、千里北町は昨日今日一気に開花し、五~七分咲きのところも。
雪山を遠く望みて里桜
特に二句目の「里桜」の句は好きですね。残雪の残る、又まだ薄ら冷たい、今日この頃、そんな遠くの雪山の見える場所に里の桜がもぅ、咲いている・・・嗚呼、春だな・・・という感じに受取りました。
残りの句には、概して「切れ」が複数あって、ちょっと躊躇しました。一句の中の「切れ」は一箇所で止めたいと思いました。
余計なこと、申し訳ありません。
実朝の「箱根路を・・」の歌を思いおこさせるような、爽快な気持ちになる句です。こんなところへ行ってみたいものです。
街角を曲がった瞬間 突然 目の前に現れた桜の木に驚いている感じを上手く句します。ありよりもかなの方がインパクトが強いようにも思えますが・・・
いつも何かとお世話になり有り難うございます。切れの問題、貴重なご指摘を賜わり感謝感謝です。ついうっかりと、にならぬよう気をつけます。
コメント有り難うございました。ちょっと単純すぎるかと心配しておりましたが、暖かいコメントを頂戴しホットいたしました。
コメントとご意見ありがとうございました。実は、同じ町内に枝垂桜を植えて大切にしていらっしゃる家がありまして。単純にそのことを述べただけでした。お説の方が確かにすぐれているとおもいます。