河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

3.26 春や春

2007-03-26 10:47:19 | Weblog
暖かく空微笑みて春四月
雲ひとつ浮かび弥生の空は明け
春や春空は光りて地平まで
東海道下りて桜便りかな
水仙も木瓜も仲良く雨に濡れ
アイリスの葉は真っ直ぐに天を指し
彼岸過ぎ未だクリスマスローズかな

昨日の日曜は1年ぶりに小、中学生の孫3人とその親たちが集まり、わいわいがやがや。
入試受かったばかりの大、高生は夫々友人と遊びに出て不参加だが。
能登半島の活断層動く。M6.9。

今朝の心地よい暖かさ、やっと春がきたと実感できる。 

6 コメント

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好きな句 (高橋正道)
2007-03-26 18:24:40
春や春空は光りて地平まで
 春がきた、嬉しさが爆発したようで、こちらも嬉しくなってしまいます。”地平まで”が効果的ですね。
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好きな句 (阿部  昭)
2007-03-26 20:32:44
彼岸過ぎ未だクリスマスローズかな

面白いところに目が行きましたね。ユーモアがあり楽しい句です。
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お礼 (河野渓太)
2007-03-26 20:51:03
高橋正道さま
コメント嬉しく読ませていただきました。有り難うございます。
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お礼 (河野渓太)
2007-03-26 20:56:08
阿部  昭さま
コメントを頂戴し有り難うございました。花の名前と実態
の乖離がいつも気になっていましたところ、あのような稚拙な句になった次第です。
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彼岸過ぎ (小河原 銑二)
2007-03-26 22:45:00
彼岸過ぎ未だクリスマスローズかな
 お見事に詠まれましたね。私の家の庭に未だクリスマスローズが咲いています。この花は冬の季語になっていますし、どうしてこの春の季節に咲いているのかと戸惑い、且つ言葉数も多いし、どう挑戦しても俳句になりませんでした。<彼岸過ぎ>の季語が明らかに優先していますし、<未だ>なる言葉で冬の季語を消し去り、この時期の景を表わしているのですね。勉強になりました。
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お礼 (河野渓太)
2007-03-27 08:58:15
小河原 銑二さま
「彼岸過ぎ」お褒めを賜わり恐縮です。ありがとうございました。

水煙5月号の「校正版」で、小河原さまのブログを拝見しました。やはりすばらしいですね。所を得たという感じです。
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