杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

隠れ歌

2011年09月02日 | 日記
台風12号の脅威が四国に迫っている。
テレビで盛んにレポ-タ-が報道している。

私は、事務所で書類の整理をしながら気を揉んでいる、
私の故郷は愛媛県の南予地方、高知に台風が上陸する
度に、被害を共有してきた歴史がある。

年老いた姉が不自由な体を休ませて・・・
過ぎ去りし過去の想い出に慕っている。

目の前に、大島へと続く海原が横たわり、
大きなうねりが押し寄せ始めている筈である。

鎮守の森 住吉神社の木々も強風に揺られて
軋んでいることだろう !

私たちの小さな頃の田舎は、道路事情の悪さも有って、
台風の影響を諸に受けていた、
道路を高く越えて白波が打ちあがる、その潮が引いた
間隙を縫って子供たちは走り抜けた。

その読みを間違えると、全身に波を被ってしまう ?
海へ引きつりこまれる事は無かったが、子供心に恐怖を
味わうのが台風であった。

我が家の周囲に吹き荒れ始めた風に、
我が家の愛しき娘たちが怯え始めた・・・
大丈夫 ! 此処までは波が来ない、津波も来ない !

昨夜に引き続いて、裕次郎節をお届けしたい、
ヒットしたものではなく、知る人ぞ知る愛唱歌である、
私は、それを隠れ歌と呼んでいる。

浅丘ルリ子ちゃんのセリフと共に聴いて貰いたい。
柴又の寅さんの・・・リリになる、ずっと昔・・・?
ルリちゃんが可憐な頃のセリフである。

男であれば、誰しも抱きしめたくなるアイドルの時代、
私が、静かに燃えて焦がれた、憧れの君だった。

♪ 地獄花

非情な風が吹いている、雄叫びを上げ始めて木々を揺らす、
故郷は、我が町は、息を呑んで、それを待つ。 ・・・。。。

                               合掌

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 想い出はアカシヤ | トップ | 友は東京に »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事