杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

犬たちをおくる日 「この命、灰になるために生まれてきたんじゃない」

2009年09月03日 | 日記
 今朝、我が家のマル、ココアと重信川の土手沿いの散歩道へ降りた・・・

お地蔵様の横の草が、人が通ったように30cm幅でなぎ倒されていた。

ココアが、そこから川底を睨んでいる・・・??

私は、ココアの視線の先を追って見た・・・?

小さな二匹の犬の姿が、眼に入った。

生後1ケ月未満と思われる、茶と灰色交じりの子犬と、

お兄ちゃん(お姉ちゃん)だろうか?・・・同じ色の子犬であった。

二匹の間隔は、約5m程で、

大きいほうが、小さい方を心配そうに眺めながら、

土手上の私に気がついて・・・交互に視線を追っているが・・・

私に救いを求めるように、こちらに歩を歩めてきた・・・

太陽が昇ってきて、じっとしていても汗ばんでくる暑さである!

しばらく、二匹の姿を追っていたが、我が家の犬を、いつまでもアスファルト上に

留めるわけに行かないので花木センタ-へ車を走らせた・・・。

・・・・・・・

私は、先日、松山市東川町にある、愛媛県動物愛護センタ-を訪ねた・・・。

月曜日の休館日であったが、2,3人の方が作業をされていたので、

声をかけさせていただいた。

おひとりの方が、にこやかに寄ってこられた・・・

先日、書店で購入した本 今西乃子 著 ”犬たちをおくる日”に登場されている、

瀧本 伸生 さんだった。

ここへ来た目的(想い)を説明したのだが・・・気持ちよくお聞きいただき・・・

動物慰霊碑 やすらぎ へ案内していただいた・・・

やすらぎの碑をはさんで、親子の犬の像が私を迎えてくれた・・・!

お線香は、だめなので、持参した花を添えさせて貰った。

私たちと一緒に、我が家の歴史を作ってくれた犬たち(スコッチとマキ)へ・・・

私は、涙が流れるままに、しばらく語り掛けていた・・・。

瀧本さんは、穏やかでやさしいお方だった・・・。

本に紹介されているように、

人間の勝手で、犠牲(処分)になろうとする犬たちが、最後に対面する人、

命を絶たれる時に、身を委ねるにふさわしいお方だと・・・私は、感銘を受けた。

休館日での、突然の訪問だったので、早めに辞退することにした。

大小二匹の犬が、愛護棟の玄関前で吠えてくれた・・・・?

譲渡犬に選ばれたのだろうか?・・・そうであることを願って・・・

センタ-を後にした・・・・。

   ・・・・・

・・・・・・花木センタ-の散歩から・・

お地蔵様の所まで帰ってきた・・・

少し、離れた竜神様の横・・・上重信橋の下林側袂に、

白色と灰色まじりの茶色の子犬が新たに居た、生後2ケ月位だろうか?

先ほどの二匹の犬は、少し離れていたが、もう一匹増えていた・・・

まったくの野良犬には、見えない?

この近くまで、人間の傍で飼われていた犬であることに相違あるまい・・!?

彼らの、立ち振る舞い、私を見る視線に、私は、そう思った・・・!

愛媛県動物愛護センタ-へお訪ねして・・・

そこで、不幸な犬たちを見守る・・瀧本さんにお会いして・・・

行政の真摯な取り組みに頭が下った・・・。


私は、行政の方々にお願いしたい・・!

私の友が、クリ-ンケアサ-ビスという清掃事業を行っている。

松山市の不動産会社で、杉住宅 という優良会社があって、

私の友は、その会社からビル清掃の仕事を頂いている・・・。

その会社が管理する賃貸マンションは、ペット類を飼うことに理解くださっているのである。

ぜひ県営および市営の住宅でのペット入居が可能になるようご検討いただきたい。

補修費用等の負担の有無は有るだろうが、公営住宅に入居している方々で、

退去時に補修費が少々余分にかかっても、飼いたい人は、たくさん居ると思う。

犬・猫の命の尊さを、一番良く知る立場にある、行政に携わる人々に?

 ・・・

啓蒙は、勿論大切だが、こうして、公営住宅での入居を許可していただければ、

どれほどの人たちが、犬や猫を飼ってくれるだろうか?

どれほどの犬、猫たちが救われることだろう・・・!?

行政側の英断に期待したい・・。

ぜひ、お願い申し上げます・・・・!?



愛媛県松山市近郊の方で、このブログを見られたお方があれば、

東温市の上重信橋 下林側の橋の袂に、可愛い犬たちが、飼い主が迎えに

来てくれることを信じて、身を寄せています。

助けてやっては・・・飼ってやってはくれませんか!?


愛媛県動物愛護センタ-に、
 松山市東川町乙44-7
  電話  089-977-9200
  fax   089-914-5415

ぜひ、目を向けてください。

「犬たちをおくる日」金の星社 を 手にとって見て下さい。

・・・・・

私は、この本を購入する前日に、一度書店で手にとって立ち読みしましたが、

その内容は、さることながら、あどけない可愛い犬たちの写真の姿に、

我が家の忘れ得ぬ、スコッチとマキ(散歩中私の不注意により毒餌を食べて抱え込

んだ動物病院で死亡)が二重写しになって、涙があふれて止まりませんでした 。






 











































































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