杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

この女性に

2012年06月17日 | 日記
坂本冬美という美人歌手がいる。

昔、場末の深夜興行の映画館で
高倉 健の殴り込みに涙を堪えて
見送る女がいた、藤 純子である。

あの切なく耐える女 藤 純子に
坂本冬美を重ねて思い出している。

日頃は藤 あや子と仲良しで
屈託のない笑顔を見せる彼女だが、
一度、悲恋の悲しみに耐える役を
銀幕で演じてもらいたいと思っている。

世界の北野監督の作品で演じる事は
無理だろうか ?
歌の世界の淵で覗かせる彼女の憂いは
男心をそそって止まぬ。

世の男性に、支えてやりたいと思わせる
女性である ??

私は、歌で、映画で、テレビドラマで、
演じる女性達に希望を託している。

あの深夜映画の 藤 純子に
支えてやりたい女性像を見たのである。

現実は甲斐性のなさと優柔不断もあって、
人を傷つけてきた、
これが、私が人生に引きずっている
後悔なのである。

雪が舞う東北の港町に
必死に生きる女性がひとり、
彼女には、傷を負った過去があった、

ドラマは、今と過ぎ去りし過去を交互に
反転させながら展開していく。

義理の為に人を殺めて、長期懲役を
余儀なくされた男がいた。
幼少期のトラウマを抱えた彼女は二重の
十字架を背負っている。

そんな女の慟哭・・・!

坂本冬美の・・時に見せる一瞬の翳りが
おんなの悲しみを忍ばせて、見る男達の
弧線を振るわせるに違いない。

私は、藤 純子のお竜さんを重ねて
画面に魅入る自分を想像している。

かじかむ両の手を、我が息で温めながら、
打ち寄せる雪交じりの白波に目をやる・・
その先に、男の影がポツリ・・・!

後は北野監督の演技指導に任せるとして、
映画のクライマックスシ-ンが迫って来る。

是非 !
坂本冬美に 悲劇のヒロインを演じさせて
みたい。

歌の上手さもさることながら
演技派女優として開花する事を願っている。

どなたか !
北野監督に推薦してはくれませんか ?

坂本冬実の熱唱をお聴き下さい。

若い頃より、今の彼女の表情に・・・
憂いを含む弱い女の姿が見えるようです。 ・・・。。。

                             合掌



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 銭金じゃねえ | トップ | 我が身に置き換えて »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事