10月改正後も健在・113系「さわやかウォーキング」。

F1臨時列車を待つ合間にもう一つの楽しみがやってきた。
10月のダイヤ改正で活躍の場をまた狭めつつある113系が入線してきたからだ。


折り返し7時16分発の快速「さわやかウォーキング」となる6両編成。
行き先は木曽福島。
8番ホームに入って来ると直ぐに種別幕を直すのかな・・・と思って見ていると今回は「臨時」に変わった。
個人的には白地にオレンジ文字の「快速」を期待していただけに少し残念。


6両編成を一両一両見ている内に、奇妙な車に行き当たった。
一見何でもない車だが、車番が「モハ112-8120」。
「インフレナンバーの113系＝JR西日本」という認識が出来上がっている自分にとって、JR東海にもこんな番号があったのかと意外な感じを受けた。

後で調べてみると、この番台の登場は意外に早く2001年から登場している。
モハ112 2000番台車を中央西線南木曾以北の狭小トンネル対応車とするべくパンタグラフをPS24に交換したのが改造点となっている。
確かにその本領を見るためには南木曾以遠に足を運ばなければならないが、この辺りを走る肝心の113系となると、これが何とも心もとないのが実情だ。
そろそろ機会を見て行ってみようかという気もしているけれども。

で、肝心な種別幕は「臨時」のまま名古屋駅を発車していった。

追記：
ダイヤ改正で最も影響を受けて姿を減らしたものと個人的に思っていた東海道本線の117系だが、休日の朝は想像以上に見ることができた。

今後も313系5000番台の増備が進むと、ひっそりとした活躍もあっと言う間に追憶の彼方へ去ってしまう。
次に気になるのはその時期だが。