毎年この時期になると話題になるのが、来年春のダイヤ改正。
特にブルートレインを筆頭とする長距離列車については周囲の関心も高いことから早くから記事が出回ることが多い。
しかし、今回の記事は予想の範疇とはいえショッキングなものだった。
「消えゆく東京駅発ブルトレ 『銀河』来春に引退」(asahi.com、11/18)
記事を読んでみると、数年間のスパンでブルートレインが姿を消していく姿が見えてくる。
寝台列車の動向を時系列で整理すると次のようになる。
2008年3月
寝台急行「銀河」、寝台特急「なは・あかつき」廃止
寝台特急「北斗星」、同「日本海」減便(1往復化)
2009年春
寝台特急「富士・はやぶさ」廃止
2009年春の時点で東京発のブルートレインは全滅することになる。
1958年に20系化された「あさかぜ」に始まる東京発のブルートレインの歴史も約50年で終焉を迎える。
利用率が良ければ「サンライズ瀬戸・出雲」に見られる梃入れ策も考えられたのだろうが、如何せん利用率が低迷しているようではJR側の対応も冷ややかなものになる。
まぁこれには利用者が利用したくても利用できない、時代遅れの設備しか投入できなかったJR側の問題もあるのだが。
東京発のブルートレインの話題にばかり触れてきたが、関西発のブルートレインの方は一足早く「なは・あかつき」の廃止で幕を閉じる。
「あかつき」のレガートシートにはJR乗りつぶしに必死になっていた時によくお世話になっていただけに今回の決定は残念の一言に尽きる。
そして先の記事で触れられているJR各社の「ブルトレ会議」。
ここでは新幹線開業に合わせて現在走っているブルートレインの廃止を検討しているという。
そうなると、具体的に対象になってくるのは北陸新幹線開業で「北陸」廃止、東北新幹線新青森開業で「北斗星」辺りだろうか。
「北斗星」は大丈夫と思いたいが、今度の減便を考えるとわからないというのが正直なところ。
結局、最後まで残りそうなブルートレインは整備新幹線の恩典を受けにくい区間を走る「あけぼの」ぐらいしか思いつかない。
話の本筋から外れるが、東京発のブルートレインが廃止されることで品川の車両基地の土地が余剰となる。
今までタブー視されていた感のある再開発議論もいよいよ本格化してくるのだろう。
こうして、品川駅の周辺はまた変化していくことになる。
特にブルートレインを筆頭とする長距離列車については周囲の関心も高いことから早くから記事が出回ることが多い。
しかし、今回の記事は予想の範疇とはいえショッキングなものだった。
「消えゆく東京駅発ブルトレ 『銀河』来春に引退」(asahi.com、11/18)
記事を読んでみると、数年間のスパンでブルートレインが姿を消していく姿が見えてくる。
寝台列車の動向を時系列で整理すると次のようになる。
2008年3月
寝台急行「銀河」、寝台特急「なは・あかつき」廃止
寝台特急「北斗星」、同「日本海」減便(1往復化)
2009年春
寝台特急「富士・はやぶさ」廃止
2009年春の時点で東京発のブルートレインは全滅することになる。
1958年に20系化された「あさかぜ」に始まる東京発のブルートレインの歴史も約50年で終焉を迎える。
利用率が良ければ「サンライズ瀬戸・出雲」に見られる梃入れ策も考えられたのだろうが、如何せん利用率が低迷しているようではJR側の対応も冷ややかなものになる。
まぁこれには利用者が利用したくても利用できない、時代遅れの設備しか投入できなかったJR側の問題もあるのだが。
東京発のブルートレインの話題にばかり触れてきたが、関西発のブルートレインの方は一足早く「なは・あかつき」の廃止で幕を閉じる。
「あかつき」のレガートシートにはJR乗りつぶしに必死になっていた時によくお世話になっていただけに今回の決定は残念の一言に尽きる。
そして先の記事で触れられているJR各社の「ブルトレ会議」。
ここでは新幹線開業に合わせて現在走っているブルートレインの廃止を検討しているという。
そうなると、具体的に対象になってくるのは北陸新幹線開業で「北陸」廃止、東北新幹線新青森開業で「北斗星」辺りだろうか。
「北斗星」は大丈夫と思いたいが、今度の減便を考えるとわからないというのが正直なところ。
結局、最後まで残りそうなブルートレインは整備新幹線の恩典を受けにくい区間を走る「あけぼの」ぐらいしか思いつかない。
話の本筋から外れるが、東京発のブルートレインが廃止されることで品川の車両基地の土地が余剰となる。
今までタブー視されていた感のある再開発議論もいよいよ本格化してくるのだろう。
こうして、品川駅の周辺はまた変化していくことになる。