前日(11/10)、黒部ルートに乗車し、欅平から宇奈月まで黒部峡谷鉄道に乗車した。
その後、宇奈月温泉から魚津まで富山地方鉄道線、魚津から北陸本線と乗り継ぎ、そのまま一気に富山まで下りた。
駅前のホテルで一泊。
次の日。
富山駅の朝は早い。
せっかく遠出してきたのだから、という訳で早朝の富山駅を発着する列車を撮ろうと切符を見せた上で駅員に一声かけて入場する。
この駅の早朝の楽しみは立て続けに三本到着する夜行列車だろう。
まず一本目。5:28発、函館からやってきた「日本海4号」。
最初は反対側から撮ろうと考えていたが、格好の位置に413系が待泊していたため正面からの撮影に切り替えた。
その5分後、今度は上野発の「北陸」が同じ2番線に入線してきた。
結構慌ただしい。
そういえば、EF81が先頭に立つ「北陸」の正面を撮ったのは今回が初めてかもしれない。
二本のブルートレインを見送り、一番線へ続く地下通路を移動し、糸魚川寄りに立ち、準備をする。
準備が終わった頃、これまた上野からやってきた「能登」が入線してきた。発車は5:41。1分停車なので、結構忙しい。
なお、お隣には富山始発の「しらさぎ2号」が発車を待っている。「能登」は高岡でこの「しらさぎ2号」に追い越される。
夜行列車三本を見送ると、急にヒマになった。
と同時に寒さが身に染みる。
ちょっと動いてみようか・・・と富山港線ホームまで歩いてみる。
すると、お目当てが静かに待機していた。
LRT化に伴って来年2月で廃線になる富山港線。
その最後を飾るべく登場した、国鉄色の475系。
「国鉄急行色」自体は昨年の九州へ旅行した折、鹿児島中央で捉えているが、こちらは原形の白熱ライトを装備したタイプである点が異なる。
国鉄色編成が6時14分発の1123Mとして岩瀬浜へ発車する所を見送る。
まだ外は暗い。日が短くなった事を実感する。
この列車は休日運休になるので、平日に来て良かったと思う。
朝の富山港線は平日は475系が二運用組まれており、休日は一運用しか組まれていない。
もう一つの運用には見慣れた北陸色の475系が入っていた。
それにしても、10時代以降の富山港線は最終までキハ120の独壇場と化すのだから、随分と変わったものである。
そのキハ120にも変化が生じている事に気づく。
富山6:41発の越中八尾行を撮ってみると、先頭車の側窓が一カ所塞がれている。
トイレ装備車だ。話には聞いていたが、実車を見るのは初めてだ。
そろそろ朝の通勤通学時間帯に差し掛かってきた。
ホームには通勤通学客の姿が目立ってきた。
眼前を行き交う電車を眺めていると、出入口が狭いため通勤通学時には不向きと言われている419系が意外に多く運用に入っている事に気づく。
そんな中、平日限定で運転される「おはようエクスプレス」が入線してきた。
この列車には「しらさぎ」用683系3連が使用されているが、列車名が表示されているのは側面方向幕のみ。という訳で一枚。
この写真を撮った直後の7時4分、定刻通り金沢へ向けて発車していった。
時計を見ると、さっき岩瀬浜へ向かった国鉄色編成が戻ってくる頃合いだ。
今度は7番ホームに入線してくる所を6番ホームから撮ろうと待つが、ここには黒部行423Mが7時11分に到着し、10分停車する。
おまけに日は出ているものの、富山港線の線路がビルの陰になっているため、少し暗い。まぁ進入してくる所を狙うつもりだったし、気にしても仕方ない。
そんな中、岩瀬浜6時55分発の1124Mで国鉄色編成が戻ってきた。
振り返り様、423Mに使用されている419系との並びを撮ってみる。
余談だが、この423M。富山まで6両でやって来るのだが、ここで後ろ三両を切り離す。
この三両が7時19分発422Mとして福井へ折り返していく。
そういえば、419系の6両編成というのも珍しい運用だという事に今更気づく。
何とか国鉄色475系を撮る事も出来たので、ここでの目的は達成。
次の予定は高山線に乗車する事になっているため、そそくさと移動を始めた。
発車直前の423Mの最後尾、クハ419を見ると正面が少し変化している。
正面貫通ドアが消えていた。更にかつて愛称幕を表示していたスペースが完全に埋められていた。
このため、他の419系とは少し印象が異なって見える。
行きがけの駄賃とばかりに一枚撮って高山線の列車に乗るべく歩みを急いだ。
ともあれ「早起きは三文の得」を地で行った訳で、この日の収穫は大きなものだった。
特に国鉄色475系については事前に運用等も調べなかったにも関わらず撮れた訳で、その意味では「儲けもの」だった。
その後、宇奈月温泉から魚津まで富山地方鉄道線、魚津から北陸本線と乗り継ぎ、そのまま一気に富山まで下りた。
駅前のホテルで一泊。
次の日。
富山駅の朝は早い。
せっかく遠出してきたのだから、という訳で早朝の富山駅を発着する列車を撮ろうと切符を見せた上で駅員に一声かけて入場する。
この駅の早朝の楽しみは立て続けに三本到着する夜行列車だろう。
まず一本目。5:28発、函館からやってきた「日本海4号」。
最初は反対側から撮ろうと考えていたが、格好の位置に413系が待泊していたため正面からの撮影に切り替えた。
その5分後、今度は上野発の「北陸」が同じ2番線に入線してきた。
結構慌ただしい。
そういえば、EF81が先頭に立つ「北陸」の正面を撮ったのは今回が初めてかもしれない。
二本のブルートレインを見送り、一番線へ続く地下通路を移動し、糸魚川寄りに立ち、準備をする。
準備が終わった頃、これまた上野からやってきた「能登」が入線してきた。発車は5:41。1分停車なので、結構忙しい。
なお、お隣には富山始発の「しらさぎ2号」が発車を待っている。「能登」は高岡でこの「しらさぎ2号」に追い越される。
夜行列車三本を見送ると、急にヒマになった。
と同時に寒さが身に染みる。
ちょっと動いてみようか・・・と富山港線ホームまで歩いてみる。
すると、お目当てが静かに待機していた。
LRT化に伴って来年2月で廃線になる富山港線。
その最後を飾るべく登場した、国鉄色の475系。
「国鉄急行色」自体は昨年の九州へ旅行した折、鹿児島中央で捉えているが、こちらは原形の白熱ライトを装備したタイプである点が異なる。
国鉄色編成が6時14分発の1123Mとして岩瀬浜へ発車する所を見送る。
まだ外は暗い。日が短くなった事を実感する。
この列車は休日運休になるので、平日に来て良かったと思う。
朝の富山港線は平日は475系が二運用組まれており、休日は一運用しか組まれていない。
もう一つの運用には見慣れた北陸色の475系が入っていた。
それにしても、10時代以降の富山港線は最終までキハ120の独壇場と化すのだから、随分と変わったものである。
そのキハ120にも変化が生じている事に気づく。
富山6:41発の越中八尾行を撮ってみると、先頭車の側窓が一カ所塞がれている。
トイレ装備車だ。話には聞いていたが、実車を見るのは初めてだ。
そろそろ朝の通勤通学時間帯に差し掛かってきた。
ホームには通勤通学客の姿が目立ってきた。
眼前を行き交う電車を眺めていると、出入口が狭いため通勤通学時には不向きと言われている419系が意外に多く運用に入っている事に気づく。
そんな中、平日限定で運転される「おはようエクスプレス」が入線してきた。
この列車には「しらさぎ」用683系3連が使用されているが、列車名が表示されているのは側面方向幕のみ。という訳で一枚。
この写真を撮った直後の7時4分、定刻通り金沢へ向けて発車していった。
時計を見ると、さっき岩瀬浜へ向かった国鉄色編成が戻ってくる頃合いだ。
今度は7番ホームに入線してくる所を6番ホームから撮ろうと待つが、ここには黒部行423Mが7時11分に到着し、10分停車する。
おまけに日は出ているものの、富山港線の線路がビルの陰になっているため、少し暗い。まぁ進入してくる所を狙うつもりだったし、気にしても仕方ない。
そんな中、岩瀬浜6時55分発の1124Mで国鉄色編成が戻ってきた。
振り返り様、423Mに使用されている419系との並びを撮ってみる。
余談だが、この423M。富山まで6両でやって来るのだが、ここで後ろ三両を切り離す。
この三両が7時19分発422Mとして福井へ折り返していく。
そういえば、419系の6両編成というのも珍しい運用だという事に今更気づく。
何とか国鉄色475系を撮る事も出来たので、ここでの目的は達成。
次の予定は高山線に乗車する事になっているため、そそくさと移動を始めた。
発車直前の423Mの最後尾、クハ419を見ると正面が少し変化している。
正面貫通ドアが消えていた。更にかつて愛称幕を表示していたスペースが完全に埋められていた。
このため、他の419系とは少し印象が異なって見える。
行きがけの駄賃とばかりに一枚撮って高山線の列車に乗るべく歩みを急いだ。
ともあれ「早起きは三文の得」を地で行った訳で、この日の収穫は大きなものだった。
特に国鉄色475系については事前に運用等も調べなかったにも関わらず撮れた訳で、その意味では「儲けもの」だった。
富山港線に至ってはカウントダウン状態ですし。
国鉄急行色塗装が施された編成の仕事も無くなってしまえば廃車の可能\性大ですね。
かつてはもっと多くの長距離列車が見れたでしょうし、419系充当列車は旧型客車列車から置き代わったものも有るのでしょう。
10年後にはガラッと変わった光景が展開しているのかも知れませんね。
富山駅で撮影したのは随分久しぶりですが、充実した時間を過ごす事が出来ました。
特に富山港線に登場した国鉄急行色編成については「走っている」という情報は事前に入手していたのですが、まさかここで遭遇するとは思っても見ませんでした。
「10年後」と言われると、北陸新幹線の開業も視野に入ってきます。
実際、富山地鉄の電車から北陸新幹線の高架橋がその姿を現しています。
「大変化」の時は、刻一刻と近づいているように思えます。