続・水戸駅にて～「都落ち」したE501系を眺めて～

今年3月のダイヤ改正で常磐線を走る車両の顔ぶれは大きく変わった。
あの懐かしささえ覚える、鋼製の415系等が一斉に姿を消しステンレス車体にしてグリーン車を組み込んだE531系に置き換えられた。
JR以後に登場したE501系もその大変動の影響を受け、土浦以北に運用が限定されることになった。
今までなら首都圏に何とか働き場所を見つけることもできた筈だが、些か早い「都落ち」となってしまった。
それだけ車両の変動が大きかったということだろう。

キハE130系を待つ間、そのE501系を眺めていた。

勝田に到着する列車、発車する列車を見ているとE501系ばかり。
415系の姿を見ることはついぞなかった。


いわき行きの10両編成。
キハE130系を撮る時にこの10両編成が意外と困りもの。
折り返し時間が長いためホーム一杯に停車する。
こうなってしまうと、キハE130系を撮ろうと思うと引き上げる所しか撮りようがなくなる。

かような次第で水戸駅でのひとときはあっという間に過ぎていった。
土浦付近ならともかく、いわき周辺に4扉ロングシートが需要に適合するのかという個人的な疑問はあるが、車両の方に罪はない。
新天地での活躍を願って止まない。

おまけ：

水戸駅ホーム上のキオスク。
ご覧の通りE653系を模して作られている。
電車を模したキオスクは東日本を中心に増えていると聞くが、自分が目にしたのはここが初めてだった。