水戸駅にて～新顔との出会い～

長野から帰って数日後。
青春18きっぷが使えるようになった7月20日名古屋発の「ムーンライトながら」に乗る。
東上する目的は茨城交通。

刈谷辺りで意識が途切れ、次に目が覚めたのは品川付近。
よく眠れた方だと思う。
東京には定刻通り5時5分に到着。
3月改正で「ムーンライトながら」の東京着が繰り下げられたが、よく眠れただけいいのではないかと思う。
この時点では。

上手くいかないのはここから。
「ムーンライトながら」の東京着が繰り下げられたことで上野での乗り継ぎが上手くいかなくなった。
結局、我孫子まで出て、そこから始発の高萩行きに乗る。
勿論、使用されているのはE531系。

暫く微睡んでいる内に水戸に着いた。
目の前には、「新顔」キハE130形が停車している。
が、ホーム反対側からの撮影はいわき方面に充当されているE501系に阻まれる形になってしまう。
E501系は10両と長編成なため、こうした事がよく起こることを実感する。


結局、この段階では片運転台式のキハE131形を撮るのが精一杯だった。

朝の水郡線は結構本数が多く設定されている。
おかげでキハE130系を撮るには苦労しない・・・と思ってきてみたものの、「ホームを塞ぐE501系」の存在までは承知していなかった。
まあ来てみなければわからないこともある。


水戸へ入線する所を撮ろうとホームで待っていた所、幸いな事に両運転台式のキハE130の二両編成が入線してきた。
小雨降る中、車体の朱色とドアの黄色が眩く映る。
最初、決定したカラーパターンを見たときは「？」と思ったものだが、こうして実車を見ていると結構悪くないなと思えてくる。

かくしてキハE130系との顔合わせは終わった。
今回は乗車しなかったが、機会があれば乗車してみたいものだ。
ただ、「いつか乗る」としか言えないのが残念なところだが。